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2006年7月31日 (月)

明日から

横浜方面にCADの受講……設計を知らんヤツがCADを受けても実は意味が無いという事実があるのだが。それにしても、9時からだぁ? 直行なのにいつもと同じ時間に出なきゃいかんじゃないか。

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2006年7月30日 (日)

なつめろん

昨日友人とカラオケに行ったんだが、少なくとも私の方は「懐メロ」がほとんどであった。まあ、新しく覚えた、とかいうのもあるにはあるんだけど、それでも最近の曲ではないのだ。前に書いたかもしれないが、私がガキのころ、歌が好きで「月の砂漠」だの「知床旅情」だのをよく歌う今は亡き祖父に「何か新しい曲歌ってよー」とせがむと、出てくるのは決まって「ドンパン節」だったんだよね。「♪ドンドンパンパンドンパンパ~ン」って、いかにも、「俺ってこんなナウい曲歌っちゃってるよ」みたいな顔で歌うもんで。でも、この「ドンパン節」だって私が生まれる何年も前の曲なんだよね。つまり、そこで祖父の吸収は止まっちゃってるんだ。それでガキの私は、じーちゃんはなんで新しい曲を覚えようとしねーんだ、とか思っていたが、自分もそうなりつつあ~る。だって最近の曲、何がいいんだかわっかんねーんだもん。まあ多分、どの世代も、我が青春時代の音楽こそが一番素晴らしいものだった、と思っているだろう。

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2006年7月29日 (土)

「若冲と江戸絵画」(東京国立博物館)

土曜の午前でも混んでおる。
若冲といえば、驚異の細密画である国宝「動植綵絵」の作者。今回も出ているモザイク画法。世俗を嫌いニートで家業を弟に譲ったらそのまま絵の世界から帰ってこなかった。鶏が大好きで実にコケコッコなイカすヤツである。
入るといきなり長沢芦雪(ろせつ)の「猛虎図」がお出迎え。芦雪なんて知らん……と思ったらあとで大量に出てくる。勇まし系よりも愉快系の虎ちゃんだ。

1.正統派絵画
ここでは狩野派とか、そんなやつ。どうでつまらんだろうと思ったら、長谷川派とかいう「花鳥図屏風」は、デカくってなかなかだ。あとは、鯉の滝登りとか、芥子の花とか。ま、ここは軽く見られたい。

2.京の画家
若冲が京都のヤツであるので、京都画家特集……うむむ、あの祇園井特の、デロリン京美人が炸裂するのか、と思ったがそうでもなかった。先の長沢芦雪の孔雀の絵。こりゃええな。丸山応挙も出ているがイマイチ。「麦穂図屏風」も悪くはないが、やっぱこの手は琳派のインパクトにはかなわんでしょう。芦雪の幽霊画がある。うむ「いいおかお」だ。それから山口素絢とかいう人の「美人に犬図」。こりゃいいぞ。京美女のすそにまとわりつくワンコロがキャワイイ。美人も京風ながら万人ウケで描かれている。あとは動物画がズラズラ並ぶが。ここで気合を入れちゃいかん。芦雪だけを軽く見ておこう。

3.エキセントリック
ここで若冲だ。気合入れて行けよ。「花鳥人物図屏風」でいきなりもう若冲ワールドに引き込まれる。この描線の単純化はどうだ。ただの略画ではなく、抽象画に片足突っ込んでいる感じだ。ちょうど先日観たポップアートの、リキテンスタインの抽象化を見るようでもある。「鶴図屏風」これも半略画式。鶴の胴体が卵型の線だけである。キュートな効果を出している。いいぞ。「葡萄図」は並。そしていよいよモザイク状(というか細かい格子状)に描かれた動植画「鳥獣花木図屏風」と再会。人が群がっておる。なんだよーおめーら六本木ヒルズでこれ観なかったのか~? と思ったが、あらためて見るとやっぱり見入ってしまった。この絵はマジすげえ。なんかここだけタイムスリップしているよ。現代アートと言っても違和感無いぞ。格子に目を奪われるかもしれないが、背景の空と雲に注目。空は青々、雲には陰影が付いている。こんな表現は江戸絵画には無いよな。だから、別にモザイク状じゃなくても、この絵は今風なのさ。ふと思ったが、この空の表現はヘンリー・ダーガーに似ている。あっちも引きこもって絵を描いてた。引きこもってスケッチなんか行かないヤツの描く空は決まって美しいのでは? なんて思ったぜ。ところが若冲、空はスケッチしないが動物はするのだよ。特に鶏。鶏好き好き。鶏愛! 「旭日雄鶏図」と「紫陽花双鶏図長沢芦雪」 ♪アハハハハハハオホホホホホホ……もう、こいつはヘンタイじゃねーのか? 若冲先生のリビドーは完全に鶏に向かっていますよ。写実なんてものじゃない。この細密描写には思わず笑いがこみ上げる。写実といえば先日の髙島野十郎。彼の写実は、全てのものに目を注ぐという「慈悲」だった。しかし若冲の写実はもはや「愛」である。若冲の勝ちだ。愛の方が強い!
それから曾我蕭白のヘンな顔が並んでこのコーナーおしまい。

4.江戸の画家
はい、江戸の絵画全般の紹介です。懐月堂の遊女とか、菊麿の美人と、春宵の中の上ぐらいのとか、春英の意外といいのとか、伝暁斎の達磨とか。暁斎の宴会でのドンチャン騒ぎを達磨が渋い顔で見てる絵とか(面白いぞ)、お多福とか、見てるときりが無いが、若冲ほどのモノは無い。

まだ半分だぞ諸君。でも、もう疲れたよ。

5.江戸琳派
うええええ……俺の好きな江戸琳派をこの疲労の状態で見ろってか? と思ったが大した絵は無かった。酒井抱一の三十六歌仙。鈴木其一の「青桐・赤楓図」はバランスもよくきれいだぞ。鈴木守一の「秋草図」は表装にまではみ出る描き方が愉快だ。唐獅子はデカい。

光の絵画の表現
展覧会のディスプレイは、当時の見え方と違うだろ、と企画者(かコレクター)が言うので、ここからは照明が変化する展示をしているんだぜ。もう後半で疲れているし、どうせお遊び程度だろうと思ったら、結構なエリアと点数でやっているんだ。抱一の十二か月花鳥図。うーん、いいね。芦雪のデカい象と牛。若冲も1つある。それから幽霊画がある。照明が暗くなるとちょっと怖い。あと銀箔を使った屏風は光での変化が著しい。

月休8月27日まで。ボリュームタップリだから覚悟して行けよ。

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2006年7月28日 (金)

よよよ

コカ・コーラが我が少年時代に燃えたヨーヨーをですよ、再発売しやがっているんです。オレはなー、懐かしグッズにウツツを抜かしてるヤツが大っ嫌いでいっ! ……ううう買っちゃったよこんちくしょー ほれあれあれあれ「犬の散歩」とか「ブランコ」って技あったじゃーん♪ またちょっと挑戦しちゃうぜっウキキ♪ ゲットしたのはコカコーラの周りが透明になっているヤツで、当時で350円したはずだ。ガキにゃいい値段なんだよ。オレが買ってたのはもっぱら250円のヤツだったが。と、思ったら、「’80」と書いてある。ん? 小学校の頃流行ったんだから70年代だぜ。で、なんとブームは2度あったんだな。オレのは最初の方だ。知らなかった。そういや形もちょっと違うなあ。それに……えれえ小さい。そうか、これは、オレが当時ガキの手だったわけだ。

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2006年7月27日 (木)

明日は

セミナーで発表。自分でもよく分からないものを分かっているフリをして説明するのじゃ。

うーん、やっとセールス電話が減ってきたかなー なんたって全部「ヤツは辞めました」にしちゃってるけん。まあ、今日2件来やがったけどな。「社会人として嘘をついていいのか?」とか言うなよ。勝手にどっかの名簿使って勝手に電話してくるやつが非常識なのじゃ。

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2006年7月26日 (水)

新宿に安土城が建つ!

最近詩のイベントとか、あまり行ってないんだけど、押さえるべきところは、押さえないといかーん……というので、平日にもかかわらずがんばって大塚まで行ってきたのさ。朗読+音楽+ヴィジュアル表現 というべきか、「新宿に安土城が建つ」作品1つで1時間以上ある。木部与巴仁+大熊ワタル+戸塚ふみ代 お目当て&中心はもちろん朗読の木部与巴仁氏である。内容は「新宿に安土城が建ってるんだよー すげー」などと繰り返す男が、しまいに病院に送られてしまうという、それだけなんだけど、それだけで1時間以上舞台表現するのだ。朗読も相当テンションを上げてパワーが無いと間が持たない&音楽やヴィジュアル表現に負けてしまう。結構一人芝居に近いんだが、やっぱりこれも詩の朗読だ。さすがだ。すげえ。そこらの「詩を朗読しまーす」なんていってるヤツらは裸足で逃げ出すであろう。

それにしても、今日こそは客の中に知っている人がおりませんでしたな。平日ってこともあるとは思うが、おーい、おめーらポエケットでナニを聞いてたんだ~?

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2006年7月25日 (火)

とーよーけーざい

トヨタの品質神話が崩れたとかいう特集で、オクダの悪口でもタップリ書いてあるのかと思って「東洋経済」なる雑誌を買ったが、あまり大したことは書いてなかった。というか、大体知っているような内容だった。今さら「長時間、過密労働だ」とか書かれても困る。「かんばん方式」の「か」の字も出てない。トヨタ生産方式にまでケチは付けられないようだ。同じ号のSEの過酷な労働現場の記事も概ね知ってる話だし、ジョージアの失敗記事もなんか中途半端だし。はて? 私が思うに、この雑誌の読者層ってもしかして、こういう問題を全く知らないエグゼクティブばっかりなんじゃねーの? だからこんな中途半端な記事でも、「特集記事」として成り立っちゃうんじゃねーの? こりゃ参ったなお偉いさん達よ。

それにしてもオクダが悪いってのはあらためて分かった。オクダ前とオクダ後では労働環境が違うのだ。

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2006年7月24日 (月)

しごと

月曜だ~出勤だ~さあバリバリ働くぞ~ ……っていうか、週末のセミナーのデモンストレーションの準備が遅れておる、というのも、先週木曜にリハーサルしたんだけど、反応がはなはだ悪く、まあ、怒られたわけじゃないんですよ。あのう、わたくしは会社では借りてきたぬいぐるみのネコみたいにおとなしいから、キツく言うとそのまま車道にダイブするんじゃないかと思われていますので、あ、まあそんなことも無いか。

ともあれ、朝からハイテンションで、こいつを早いとこ仕上げないとヤヴァいぜってんで、2ちゃんねるも見ずにデモのシナリオをワード(知ってると思うがワープロソフトな)で、ガンガンガンガンガンガン書いていったのですよ。1時間半ぐらいして、わたくしの目が血走ってきた頃、おもむろにワードがメッセージを出した。「なんたらかんからでワードを終了します。マイクロソフトにレポートを送信しますか?」→「する」/「しない」→「しない」を選択。ワードが終了した。

……大丈夫だ。ワードを再度立ち上げれば自動的にバックアップがオープンする。ワードを立ち上げた。そこには何も無かった。

……しばし思考停止。

だああああああああっ! ななななんてことしやがるんだてめーっ!

たまに真面目に仕事した1時間半が全部パーだーっ! こんなのは、もう20年ぐらい前に、マイコンでプログラム組んでたらいきなり停電した時以来だぞっ! 結局全部やり直し。

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2006年7月23日 (日)

ポップアート(損保ジャパン)

今さらポップアートかよ……しかしそもそもポップアートって何だ? と訊かれたらよく分からんのです。で、行ってみたところ解説があって、曰く「商業広告や看板・映画・報道写真などのイメージを取り入れた作品群」であり、「大衆もデラックスな生活ができるようになったので、その文化を『ポップカルチャー』と言う」のであり、その流れは、古くはデュシャンの「レディメイド」(例のトイレを「泉」って付けたヤツな)にあるんだと。デュシャンがダダで、1950年代にネオダダが起こり、ジャスパージョーンズとラウシェンバーグがポップアートの走り、ちなみにこの二人はどっちもジョン・ケージの教え子だ。私としてはケージはいずれちゃんと消化しなければならぬ。それから1960年代に、ニューヨークで「ニューリアリスツ展」というのがあって、そこにおなじみウォーホルとかリキテンスタインとかウェッセルマンとかがいて、それがポップアートの本格化なんだって。

展示はリキテンスタインから始まる。漫画の1コマを印刷ドット付きで拡大した作品でおなじみだが、結構抽象画や形而上みたいなのを描いているんだぞ。「雄牛1」から「2」、「3」への変化がそのプロセスだべな。あと、珍しくフリーハンドの作品「森の前の道」もある。まーどれもリトグラフつまり高級印刷みたいなもんなんで、ありがたみが無いんだがのう。それからおなじみウォーホル。おなじみ過ぎて書くことが無い。マリリンとかキャンベルスープとか、見ればウォーホルだなあって感じ。

さて、ポップアートのそれ以外。文字を取り入れたのがエドワード・ルッシュの「HOLYWOOD」であり、あと時々見るロバートインディアナの「LOVE」。それから、ポップアートではないが、表現要素を最小限に切り詰めた「ミニマルアート」の紹介。それの最たるもんはクラインの「インターナショナル・クラインブルー」だと思うが(つまり「この色だけしか表現したくない」ってもんだ)、展示にクラインは無かった。ケリーの「スペクトル」とか、ステラの枠が重なったみたいなのとか。

それから時代は1980年代。でもなぜかスー・ウィルアムズの「スーパーフラットの試み」(2001年)なんてのがある、「スーパーフラット」かよ。美術オタが毛嫌いする村上じゃん。確かにまあポップアートが既成の広告とか利用したのと同じで、既存のいわゆるジャパニーズオタク世界の要素を利用した、実に「ポップ」なヤツが村上と言えなくもないな。

それから、グラフィティ(落書き)というコーナー、おなじみキース・へリングがいる。私はあまり好きではない。それより、そうそう、横浜から桜木町までの道路の壁にジャップの描く「ストリートアート」がだだーっと並んでいるんだけど、その個性の無さに仰天した。まあ、ヤツらにはヤツらなりの明確な個性の違いがあるのかもしれないが、なんでみんなああいう「オレはとんがってるぜ」みたいなデザインなんだ? 

それから1990年代。ピーター・ケインのクルマでアート。イマイチだ。それから引用と盗用のコーナー。昔の絵画を現代のテクノロジーでパロったヤツ多数。ダイヤを敷き詰めてウォーホルのモンローを作るやつ。マネの「オランピア」をチョコレート画で作るヤツとか。面白いがアートというより「お遊びだな」。やるなら福田美蘭ぐらいのやってくれ(何をやったかはいちいち書かないが)。それから展示は「変なイラスト群」と化し、デイビッド・ラシャペルのセット写真は面白かった。デカい風船のカニとかコーラとか、ハンバーガーが襲ってくるのである。

ゴッホの「ひまわり」が返ってきた(確か貸し出し中だったよな)。

月休9月3日まで。行きたきゃ行きな。

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2006年7月22日 (土)

休日なので

魚類→両生類→爬虫類→哺乳類→人間

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2006年7月21日 (金)

長岡日帰り出張

2時ごろ軽く作業を終わるつもりが、ドドドドドドはまりまくりモウイヤイヤイヤイヤ! 昼過ぎにゃもう完全テンパってて、社内LANは繋がらんわ、インストールできないわ、モニター表示は乱れるは、ドライバダウンロードはできないわ、社内にいるはずのオタクも今日に限って外出していて、ついでに昼のカツカレーが大盛りすぎた。もうどうしていいのか何が何だか分からず、そこらのものを全部ライダーキックと金属バットで破壊したくなり、頭の中に渦巻く怒号罵声悲鳴絶叫殴打乱闘惨劇いやいやいやもう「トラブルハイ」の世界に突入。取り乱しつつ終わったのが結局6時半。夜9時半に帰ったら当然のごとく死んだ魚の目になっていた。

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2006年7月20日 (木)

うまく言えないが

自分が世の中でもっともらしく見えることは全て「全てが何々とは限らない」という立場でもって、単に自分の欲望に合っているものを選んでいるだけである。

という気がしてきた。体罰反対者は「体罰が全て有効とは限らない」のであり、死刑反対者は「冤罪が無いとは限らない」のであり、逆に体罰賛成者は「言葉が全て有効とは限らない」のであり、死刑賛成者は「更生が全て行えるとは限らない」のである。

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2006年7月19日 (水)

圧力君

パロマの問題はガンガン報道され出した代わりに、トヨタ問題の方は報道されなくなりつつある……ようだ。なんたってどのマスコミにも大量広告を出してるお得意様だしな。圧力だ圧力だ汚ねえぞオクダの野郎! そのトヨタがまた3年で15%コストダウンとか言ってるようで、バカぢゃなかろか。もう社員と下請けを締め上げるのやめろよ。まあ名古屋の方じゃトヨタ効果で好景気なんだって。つまり、利益を全部設備投資にしてるんだな。それはいいんだけど、また強烈コストダウンを迫ってやってんだろうなー 弊社のビジネスでもそうなんだけど、だいたい何か売ろうとする時は、相手の購買部のネゴがキツく入ってくるようで。購買部なんて、購入するモノが何なのかもよく分かってないくせに、「これでは高い。安くしろ」とか平気で言ってくるらしく、まあヤツらにはヤツらのコストダウン目標があるんだろうな。でも、こっちもこれ以上下げられねーんだよ。うちの利益が無くなっちゃうだろこのクソ購買部が! 現場じゃ承認されてんだから黙って買えっ!

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2006年7月18日 (火)

今日は

セールス電話が来なかった。ちょっと寂しいぞ……なーんっつってると明日ジャンジャン来たりしてな。

あーそれにしても、この季節体調悪~い……アレルギー性結膜炎に悩まされております。ついでに咳も出る。喉がぐるじい。暑いのは嫌だが、早く梅雨明けてくれ。

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2006年7月17日 (月)

髙島野十郎展(三鷹市美術ギャラリー)

なんか評判がいいらしいんで今日は最終日なんだけど、慌てて行ってきたのだ。テレビでも紹介されたらしく、午前中でも結構混んでいる。没後30年。大正から昭和の洋画家で、死後評価、孤高、写実画という美術オタが好きそうな三拍子ですにゃ。(私はエンタメ的、大衆的、シュール崩れという岡本太郎みたいな三拍子が好きだがの)

しかし、確かにうまいですな。最初に自画像があるんだけど、岸田劉生の影響を受けたらしいが、描写力は岸田に匹敵する。「傷を負った自画像」なんて凄いぞ。それから青年時代の写実画が並ぶ。テンションが高い。「けし」なんて見事だ。よくぞここまで存在感を出した。それから「断崖の上」も木の枝の妙な曲がり具合もいい。それでも、どれも「写実」なのだ。意味不明なものは何も描いてない。

それから野十郎は欧州に行く。移動が多かったらしく、ささっと仕上げている。テンションはちょっと低め。それでも「ノートルダムとモンターニュ通」のきっちり描かれたパリの街よ。左下の花をポイントに、バッチリ決まっている。こういうのを見てると写実で感動させてこそ本物だーなどと思っちゃうよな(そう思っている諸君は多いかもしれないが)。それから小品「ひまわり」があるが、これだけは異色。ゴッホ風だが、やや抽象が入っている。

さて野十郎は帰国して、また写実で日本の風景なんぞを描き始める。解説にあったが、野十郎にとって写実とは「慈悲」なんだって。「見るものすべてに、差別なく眼差しを向ける」という意味だそうで。うん、でも「慈悲」といえばもう一つありますね。実景から美的要素を取り出して抽象画が生まれてきたのだけど、結局それは「実景」を捨てちゃったのである。「写実」ってやつは「実景」から決して何も捨てないんだ。そういう「慈悲」もあるだろ。自然風景なら自然風景にしか出し得ない美を100%表現する。これはあなたすごいことですよ。

まあ、絵の方はね、どれもきっちりうまいんだけど、面白いのは「大宮の富士」。印象を描かない。写実に徹した描写には、富士山は霊山じゃなくてただの「高い山」なのね。うーん、霊が抜け落ちてますよ先生。写実ならかくあるべきなんだけど。逆に「御苑の春」におけるたった一本の木の主張は霊的でもあるじゃないか。

それから静物が並んでおる。「菊の花」なんてこりゃ細かいのう。よく描きますな。あと風景におぼろ太陽の絵なんてのもある。それから目玉というか、売りである「月」の絵。これはもう暗闇の中に、満月が小さく浮かぶだけ、という写実でありなら極限までシンプルな逸品。あと蝋燭の炎のシリーズ。キマる。

「芸術は爆発だ!」という我が愛するハッタリ系美術の対極にある。冷徹で緻密、万物の美を決して逃さない視点と表現力に仰天せよ……ってもう今日で終わりだよ!

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2006年7月16日 (日)

「ローズ・イン・タイドランド」

おなじみの、テリー・ギリアム監督の新作映画「ローズ・イン・タイドランド」を鑑賞。前作(というか同時期に撮ってたようだが)「ブラザーズ・グリム」を見て、あー、なんかギリアムも普通になっちまったなあ、と残念に思っていたので、あまり期待してなかったのだが、なかなかどうして、マッドな連中が炸裂するヤヴァ目の展開と内容をエンジョイできた。昔からギリアム作品を見ている人には勧められるぞ。前半は異色作「ラスベガスをやっつけろ」的な乱れたドラッグ風味もあるしな。逆に「不思議の国のアリスみたい」などという宣伝を真に受けておしゃれファンタジー映画だと思ってカップルで行っちゃったらアウトだな。もっと「アリス」だって本来おしゃれじゃないんだが。
物語の状況からヴィジュアルがキツそうだなあ、と思ったが。うん、まあちょっとキツい。が、見れなくはない。風景は美しい。それよりラストの方で泣きそうになっちまったよ。なんでか分からんが。狂った夢から覚める時の安堵か、あるいは孤独感からの脱出か、主演の娘もあまりにうまいしねえ。
しかし混んでたな。危うく座れなくなるとこだった。都内で2ヶ所でしかやってねえ。あのギリアムの新作だぞ。監督のファンは私を含めて少なくないだろ。

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2006年7月15日 (土)

あ゙ぢ~

昼間に人に会っている間にスコールがあったようだが、これで気化熱で気温が下がるのかと思ったら大間違い。湿度が上がってよけい蒸し蒸ししておった。

こんな日に北からミサイルが飛んできたら嫌だなあ。なに戦争絶対反対だって? そんなん、実際被害が出て犠牲者が出たら、大多数が瞬時に寝返って報復攻撃賛成するに決まってんじゃん。「やられたらやり返す」それが人間様の自然な感情なのよ。「やられてもやり返さない」という極めて強い意思を持った人格者はまずおらん。戦争をやりたくなかったら、とにかく防衛システムを発達させることだな。どんなにミサイルを撃ち込まれても、全部迎撃できるシステム。こっちから攻撃しなけりゃあとりあえず平和国家だ。国民も胸張っていられるだろうし、犠牲が出なけりゃ戦争反対の意思を貫けることだろう。先制攻撃なんかやったら一気にドロヌマだぞ。

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2006年7月14日 (金)

おいおい

「退社した」って言ったのに、同じ会社から2度もかかってきやがったぞ。いったいどういうセールスしとるんじゃ。同じ名簿が何種類もあるのか、あるいは「退社したと言っても本当かどうか分からないからもう一度かけろーっ!」という指示が上司から来てるのか、いや、でも、そりゃ効率悪いだろうよ。
ちなみに、かかってきたのはサキモノで悪名高い某社。業界自体が評判悪い上に、その会社はもう、断っても断っても何度もかけてくる上、客が絶対損をする、というので名が知れていて、検索すりゃすぐ出てくる。当たり前だが、電話でいきなり「サキモノです」なんて言わない。概ね「税金対策のアドバイス」とか「資産の有効活用」とか、まあ、何業界でもそうなんだけど、こういうキャッチセールス関係は特にね、セールスマンがのっけから「セールスです」なんて言わないんだよねウッヒッヒ。まあ、弊社だって、「情報活用のためのなんたらセミナー」って感じでイベントとかやるんだけどね。その背後にゃ売上目標が蠢いているってわけですよ。

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2006年7月13日 (木)

どうにか

ココログが復活したようですな(ちょっと重い気もするが)

それより、最近会社にいるとやたらセールス電話が多い。ほとんどが資産運用とか不動産投資とか、ヤヴァそうなのばっか。どこの名簿を見ているんだか直通にかけてきやがる。概ね速攻で「その手の話は興味が無い」と言って叩き切るのだが(話聞いた上で断ったりしたら返って失礼だべ)、中には同じ会社で何度もかけてくるヤツがあり。会社側にもオレの個人情報だけがやたら漏れてるので印象が悪~い。いいかげんウンザリだー。そこでもう、こないだから「退社しました」と言っている。これで減ってくれりゃあいいがのう。相手がセールスかどうかなんて、声聞けばだいたい分かります。それに電話の向こうで他の人がセールス電話ガンガンかけてる声が聞こえてるぞー

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ここ数日のログ

7月12日

今日は晴海のトリトンでセミナーがあったので、帰りに汐留の日テレで岡本太郎の「明日の神話」を見てきた。絵の前にステージがあって、ステージに上がるにゃちょっと並ぶ(10分ぐらい。休日とかは分からん) もっともステージの手前は通路で、そこからも十分見れるので、別にわざわざステージに上がることもない。絵はとにかくデカいのだ。ステージに上がってよかったのは、すぐ近くで見ると、中央の炎上する人間(骨)にちゃんと凹凸があることがよく分かった。確かにこれは太郎テイストだな。しかし、なんか岡本太郎美術館で習作を見た時の方が感動したなあ。何しろ前がタリーズコーシーとかで、周囲が思いっきり「日テレ祭り」だもんねえ。ライティングもイマイチだ。なんでも除幕式でタレントが集まって大騒ぎして、太郎ファンにヒンシュクを買っているらしい。まあ、岡本太郎はおカタい芸術家じゃないから、別に大騒ぎしてもかまわんと思う。そもそも、そういうチャラチャラしたお祭り騒ぎに色褪せるようでは太郎作品ではない。おなじみ「太陽の塔」は、太郎曰く「ベラボーなもの」である。万博会場でどれだけ人間どもが騒いでもドカーンと立って存在感を誇示していた。これが太郎だ。そういえばステージに上がる時に日テレの人が簡単な解説をしてくれるんだが、肝心なことを言ってないな。この絵は「原爆がモチーフ」だということ。原爆が悲惨だ、ということではなく、その悲惨なことさえも乗り越えて生きていこうとする人間の生命力を讃えた絵である。

7月11日

昼メシの時間でちゅ
昼前に営業君ともう一名で外出。新宿で、昼に何を食べるか? という話になり、営業君曰く「ここは俺のテリトリーだからさ、何かリクエストある?」 俺「蕎麦以外」(※営業君は蕎麦屋ばかり行き、カツ丼蕎麦セットばかり食うのでウンザリしてる) 営業君「こういう暑い日こそ、冷たい蕎麦がいいんじゃねーか!」 俺「じゃあ、リクエストなんか聞くなよっ!」 結局またまた蕎麦屋へいくハメに。俺は鳥の唐揚げみぞれかけ定食を食う。 営業君「お前は人のこと言えないな」 俺「え?」 営業君「いつも鳥の唐揚げばっかり食ってるじゃないか!」 俺「い、い、いや……そ、そんなことは……」 そういえば鳥の唐揚げがあれば、そればかり食っている。
今日からココログはメンテ(というか修理)だな。木曜に終わるはずだか大丈夫かな?

7月10日

なんか夕方頃、打ち合わせ中に別の場所でよく分からない打ち上げをやっていて、社長がいるので全員顔だけ出せというので、とりあえず顔を出し、寿司3つとビールを350mlイッキ飲みして、打ち合わせに戻るも、空きっ腹にビールで胃がヘンになった。それにしても何の打ち上げだったのかさっぱり分かりません。
話は違うんだけど、最近昔の流行歌にラップを乗せるのが流行っているのか? 前にタツローの「クリスマス・イヴ」があったかと思えば、Tubeの「シーズン・イン・ザ・サン」をこないだ耳にし、米米の何だっけ……何とかって曲もラップ乗せ……しかし安直だ。企画する方は当時の客層にも売れるだろうとか考えているんだろうけど。やってる方は恥ずかしくねーのか? まあ、本人達は「リスペクト!」とか言ってるのかもしれないが。

7月9日

いや、もう、ブログ(ココログ)がひどいのなんのって、重くて、てんで書き込めない。しばらくこっちにします。
今回のトラブル用に、ココログは専用ページを用意しているんだけど、そこの記事にコメント欄がある。見ると当然罵詈雑言ばっかりなんだけど、これはアレだね、ココログ側は「皆様の意見をお聞きします」じゃなくて、単なる「ガス抜き」だよね。全く読んでないだろう。
それから、北からミサイルがね、飛んできたよ~ん。ヤバいよ~ん。何がヤバいって、精度が悪くて「日本に当てるつもりが無いのに当たっちゃった」とか、ならないだろうな。どうすりゃいいんでしょう? 先制攻撃なんかしたらヤケになってマジで撃ってくるんじゃね? 経済制裁も、本当にやったらキレるかもしれん。戦争したがっているヤツもいるかもしれないが、多分やめた方がよいと思う。諸君が思っているほど「敵をやっつけた高揚感」は得られないと思う。特に現場は。なぜなら相手も人間だからだ。「鬼畜米英」とかいくら教え込まれていても、目の前に出現した敵が少しでも人間らしい行動を取ったら、多分その価値観は瞬時に崩壊する。君は敵だからといって子供をかばう親を撃てるかね? 敵はキチガイだから、ただひたすら憎たらしい行動を取り続けてくれると思うか? 人間らしい行動は絶対とらんと思っているか? さあさあさあどうだ~?
あーそれから、中野の「タコシェ」と、新宿の「模索舎」にフリーペーパーを置いてきた。地道な活動継続中だぞ。

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2006年7月 8日 (土)

8月6日は……

つくば美術館に行くぞっ! 我が最も敬愛する遠藤彰子先生の展覧会にして、その日は先生本人によるギャラリートークだ。また、今日から岡本太郎の「明日の神話」が一般公開だそうだ。これも近々行かねばなるまい。この二人は似ている……と思う。どちらも迫力と共に鑑賞者に訴えかけてくる。こういう挑発的なのは、美術を美の探究だと思っているやつらには嫌われる。ま、詩の世界も似たようなもんだな。朗読のイベントなどでも、私は常々、観客を意識して、観客をいかなる世界へ連れ出すか考えてやることが多いが、そういう「観客を想定」あるいは「観客を誘導」というのが嫌だのダメだの言う人は少なくない。「誰がどう思おうと、あくまで自己の世界を表現」というのは、それはそれでいいけれど、そうじゃなきゃダメだってのは無いだろう。
まあいい、諸君もちと遠藤彰子先生の絵でも鑑賞してみよう。

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2006年7月 7日 (金)

今宵も

ココログサーバー激重…… 7月11日から13日でメンテナンスするそうな。これでダメだったら、もうブログはやめて、元のようにホームページの日記にするしかありませんなあ……

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2006年7月 6日 (木)

サントリー不買宣言

お、今宵は書き込めそうだ……っていうかさっき失敗したから二重にならないだろうな……
さて今日、地下鉄に乗ったら、サントリーDAKARAの釣り広告があった。そこには微笑む「銀河鉄道999」のメーテルがいた。そして、ここには書けないような下劣極まりないコピーが添えられていた。正視に耐えん。こ、こ、このクソッタレ会社は……少年時代に「銀河鉄道999」を鑑賞し、「私はあなたの青春の幻影」というセリフに胸をときめかせた麗しきメーテル様を、これ以上無いほどゲスな広告に使いやがって! 松本零士もこんなクソみたいな広告に許可出しちゃってボケたのか? 確か、以前これキョンキョンだったよな。汚い広告だなあと思ったが腹は立たなかった。今回はマジでムカついたぞサントリー! お前らの売るものはもう一切買わん! 
どうもこのメーテルテレビCMもあるらしいが怖くて見れねーよ。まあ、テレビ見てないけどさ。 

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更新できねえ……

夜になるとこのココログサーバがとたんに重くなり、新規に書けないはもちろん、ログインもできない。ひでえもんだ。(今、会社から書いてるの)
http://cocolog.typepad.com/
という問題が起きているそうな。

早く何とかしろーっ!

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2006年7月 4日 (火)

ムダナカイギ

昨日は終日会議。今日も午前中で終わるはずが、結局終日会議ちゃん。これで月の活動の1/10が会議で消えた。なんで、カチョ達はことごとく「会議を短くしよう」としないのか不思議だ。ケチケチに経費節減させてるのに、こんなに会議ばっかりに時間取られたら全部パーではないか。

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2006年7月 3日 (月)

もちっとポエケット

ゲストの朗読が2回あり、最初の桑原滝弥氏は例の調子で、もう一人の柴田千晶氏……はやや暗めないい調子……が、途中で誰かハミングで歌ってるぞ……まさか、あれは木部与巴仁! まずい、木部氏はここで読むんじゃないだろうな……せっかくこの驚異の朗読詩人を知ってるので密かな優越感に浸っておったのに、ここで読んだらみんなに知れ渡ってしまうではないか。で、結局サポート程度に読んだ。マイク無しでも相当声が通る。しかし、こうして引っぱり出されてくるってことは、知ってる人は知ってるんだろうなあ……あと木部氏もどうもいろんなイベントに顔を出しているようで、だんだん私の周囲でも名前が出始めている。 それにしても失敗したのは、木部氏は私のブースに来てくれたのですが、私の記憶では、また「谷中」のことを「たになか」と言ってしまい、「たになかのイベントに行きました」などと言ってしまい「?」という顔をされた……ような気がする。さらにCDを聞かせてほしいというので、私は大いに舞い上がり、自信作「亜鉛少年」を聞かせるも……実はCDプレーヤーの中には「あなたを肯定します」の方が入っていて、眠くなるような音楽に合わせてひたすら苗字のダジャレが流れ続けるという、木部氏にお聞かせするには、まことにまことに不本意なものを聞かせてしまった。もちろん「?」という顔をしておられました。それで、そのうち他の人に呼ばれて去っていかれました……ういいい悔やまれる。

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2006年7月 2日 (日)

そんでポエケット

えー、買って下さった皆々様方、本当にありがとうございます。いろいろと出逢いあり発見あり、世間は意外と狭いというか、面白かった。 いやー、昨日「アウェー」とか書いてしまったが……思いっきり「ホーム」でしたな。 なんかこう、不特定多数に効果的にPRする手段といふものが、欲しいねえ……

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2006年7月 1日 (土)

明日は例のポエケット

でございます。ここ参照。

私にゃ詩集というものが無く、朗読音源だけなんだよね。どうも、もしかして、「アウェー」なんじゃね? って気がしてくる。詩を読み書きする多くの人の興味は、「詩集という冊子」じゃないかって気がしてるんよ。

出すものは次の通りです。
「亜鉛少年」 (朗読+音楽)←マジ一押し。これを聴かずに昨今のポエトリー・リーディングは語れない、という自画自賛作品。
「なるてぃシズム」 (朗読+やや効果音的音楽)←旧作。今では書かない読まない系統の詩の音源が集結。貴重だぞ。
「あなたを肯定します」 (朗読+音楽)←癒し系かはたまた脱力系か、いやいや私は「癒し系」として真面目に作っているんだぞ。単独でも売るけど、「亜鉛少年」買ってくれたらオマケで付けちゃうぞ。

それから土屋遊さんが、超芸術的豆本を作って参加。これは必見。売り物なので買ってもいい。

じゃあ来てね。よろしく。

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