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2007年3月 1日 (木)

オルセー美術館展(東京都美術館)

今日は代休なので堂々平日休みだーっ! もちろん美術館行くぞ。狙っていたこのオルセー美術館展、多分混んでいるだろうと9時開館のところを10時に行く。9時に行くと開館と同時狙いがいて返って混むと思ったのです。まあ、焼け牛に水みたいなもんでしたね。既にギッシリ。でも待たずに入れたよん。

入って目に付くのは2番目のルノワールが描く娘っ子「ジュリー・マネ」。輪郭がシャープないい感じの絵で、抱いてる猫ちゃんの表情もいい。モネの「アパルとマンの一隅」は、モネにしては珍しく人物主体。こりゃ結構いいぞ。部屋の奥にホイッスラーの有名な「画家の母の肖像」。調子の悪い母親を冷静に描き切った通好みのヤツなんだけど、映画「ビーン」に出てきてミスタービーンに散々な扱いをされ一気に有名に……というか、私もそれで知ったようなもんか。この絵は意外とデカい。多分映画で見たよりデカいのでは? あとは、モリゾ、ルドン、ラトゥールと有名どころが並ぶ。クノップフもいるが、これはイマイチ「らしくない」感じ。

次の部屋に行くと風景だな。ミレー、シスレーかと思ったらモネ、その隣にシスレー、ピサロと並び、いずれも手堅い印象。マネの「ブーローニュ港の月光」は今回の一押し。この夜の雰囲気、夜空の色がいいね。マネもなかなかやるじゃあないか。少し遠目で見てみよう。それからマネのモネの波の絵、スーラ、シニャック、レイセルベルヘ(知らん)の点描法。点描法は最初見ると面白いが何枚も見てると飽きてくる。それから写真が並んでいるが、あまり見てない。それからモネの「ルーアンの大聖堂」いかにもモネだけど、この手は飽きた。

さあ吹き抜けに来ましたよ(よくよく考えたら、天井高がある場所がここだけってもの美術館としてはちょっといかんのでは?)。ボナールだ……分からん。ゴーギャンかと思ったらベルナールで、近くにゴーギャンがあり、イマイチだ……というか私はゴーギャンで感動した記憶が無いな。マティスと同じで何か自分と感覚が合わないんだな。ドニの「天国」はなんかフワフワしててよい。

2階行くぞ。セザンヌがあり、ゴッホの「アルルのゴッホの寝室」有名なやつだけど、ゴッホはこれを3つぐらい描いてるんだと。悪くないが、好みとしては自然風景の方がよい。隣にもゴッホの「アルルのダンスホール」なんかゴーギャンと仲違いして仲直りした時の絵だそうで、ゴーギャン風。それから陶器が並び(いらん)、写真が並び(見てない)、今度は肖像画とかが並ぶ。ポスターにもなっているマネの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」はここにある。意外と小さい。変な話だが、ポスターの方がいいな。他にも有名画家の作品が多いが互いの描きっこという感じで、あまりおもろない。それから幻想画のコーナー。ブレイトネルの「月光」は雲に隠れた月の光という、なかなかなテーマだ。おっとスピリアールトがあるぞ。なんかムンク崩れみたいな絵で、ヤツはもっと凄い絵が描けるがのう。カリエールもそれっぽいが、やや小物だ。うーん、幻想コーナーにしちゃパワー不足だなあ。

しかし3階でいきなりギュスターブ・モローがある。「ガラテア」さすが御大。小さくても十分に妖しい雰囲気を持っている。あとは素描いろいろ。フランソワ・ガラ(誰?)の幻想画いろいろ。あと立体物が並ぶ。ラコンプのベッドの木枠がかなりのもんで、「誕生」なんてまさに赤子が出てきているところで、見てる人がうわーとか言っていたが、私はフリーダ・カーロのもっと凄い絵を知っている(画集でだが)。マチェックの預言者の絵でシメ。

うーん、有名どころの手堅い作品が多い。入場料の価値はある……が、何しろ期間が2ヶ月ちょっとで短いんだな。月休で4月8日まで。

ちなみに11時前には入場制限が始まり、11時半でもう1時間待ちになっていた。平日でこれじゃとても土日は無理ざんす。激混みだから覚悟して行こう。

もう一ヶ所ハシゴしたんだが気が向いたら明日書く。

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