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2007年3月29日 (木)

みずですよ

カンブリア爆発のことなどを考えていたら、ID理論とかに考えが飛び、ニセ科学に飛び、そういえば「水からの伝言」という本がありましたな。水に「ありがとう」とかいう言葉を書いた紙を貼って結晶を作るときれいな結晶ができ、「ばかやろう」とかいう言葉を書いた紙を貼うと汚い結晶ができちゃう、というもの。科学の「か」ぐらい知っている人なら、まあそういうことは実際にゃありえんということは分かると思うが、ここでニセ科学はこの世にいらんと斬って捨てるにはなんか引っかかるのさ。実際この本をちょっと見たことはあるのだが、「うむっ……これは」という妙な印象「さもありなん」みたいな感じを受ける。「いやいやこれは一種のファンタジーじゃ」と、自ら言い聞かせなきゃならん。何でか……っていうと、多分ね、我々人間は水というものに対して、日常的に、何らかの心理的意味を持たせているわけですよ。そうそう「水に流す」とか「水を得た魚」とか、水から何かを訴えられる、というのにわりとすんなり入るようにね、心がそうなっているのだ。うん、そうだ水だけじゃないね。太陽、月、星そういった自然界にあるものに、象徴性を持たせている。これの発展がタロットカードとかいうもんじゃないかい。科学的にあり得ないからといって、心が忠実にNOと反応できるわけではない。これがオカルトの面白いところなのだよ。だから、この本は単なるインチキではなくて、水というものが我々の心に何であるか、を考えるいい材料じゃないかと思うのですよ。買う気は無いけどさ。

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