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2007年5月31日 (木)

くった

その、新丸ビルのなんちゃらというパン屋の、ええとなんだっけ、クロワッサンね。うん、アブラぎってたよ。バターか? いや、そうクドくないんだからオリーブ油じゃね? いや、でもクロワッサンとして焼くために折り込むとしたらやっぱりバターかな。あと生地が胚芽入りでね、栄養ありそうだったよ。もう一つ、なんちゃらという平べったいパンでチーズの味が付いているとかいうのを買ったが、これが歯ごたえあり、というか靴底みたいでえらい硬い(センベイみたいなんじゃなくて粘りのある硬さね)。なんじゃこりゃ? できたてはもっと柔らかいのか? 確かにチーズっぽい味はするが、なんか繰り返し買おうという気にはなれん。しかし人様のブログでこのパン屋の件を読んでみると、誰も彼もが絶賛している。なぜ? どうして? 何か買うものを間違えたのか? あるいは店ですぐ食わないといかんのか?

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2007年5月30日 (水)

またまた

大手町近辺で怪しい受講をしてきたので、やっぱり行っちゃったよ新丸ビルの……パン売っている店。うん、「パン屋」か「ベーカリー」か「ブーランジェリー」か、なんて書くべきかな。「パン屋」じゃ近所にある普通の店みたいでダセエ。「ブーランジェリー」とか言うとジャップの分際で何気取ってやがるそんなキザな言い方するヤツの言うことなんかオレは信じないねとか思っちゃうので嫌。じゃあ、まあ「ベーカリー」だな……でもなんでわざわざ英語なんだよって思っちゃうのでやっぱり「パン屋」は……いやいやダセエっつうの。まあいいや。行ったの。そのパン売っている店に。誰それさんがプロデュースの「ポワンエリーニュ」って店名だ。オレはパンにはうるさいんだぞ。カップめんは食ってもヤマザキパンは食わねえぞ。

明日の朝食う。

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2007年5月29日 (火)

おほてまち

つまらぬトレーニング受講で大手町方面へ……会社に来たメールを個人アドレスへ転送する設定をしていったはずだが、さっき確認したら何か間違っていたらしく転送されてねえ。えーいもう知らん。それより、新丸ビルにちょっと行った。妙にこじゃれたパン屋とかがある……というか、最近あの手のところに並んでいる飲食店はまるで見分けがつかん。どこを見ても狭い、照明が暗い、高い、量が少ない、席の間隔が異様に狭い。多分、根本にテナント料が高くて、狭いところしか借りれないというのがあり、席を詰め込まざるを得ず、明るいと狭いのが実感させられるので暗くせざるを得ず、それでも足りないので高くせざるを得ず、居座ると困るので少なくせざるを得ない。どれだけ食材や調理に凝った有名店だか知らないが、なんか高級感というよりセコさの方が目立つと思いませんかぁ?

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2007年5月28日 (月)

この時期に

暑いのは嫌だなあ。今日は涼しかったけどね。昨日までは暑かったね。困ったのはビールとか飲みたくなることです。飲めばいいじゃんと思うだろうけど、この時期アレルギーです。ビールアレルギーじゃなくて、要はアルコールのせいで喉が渇くと、そこらじゅうに飛んでるアレルゲンにやられて喉が苦しくなって咳も出る。こないだ、咳が出てもいいや。暑いから飲みてーんだっ! ってビール飲んだらゼエハアゼエハアして後悔するハメになった。夏も盛りの頃なら治るんだけどねえ。

何もしてなくても鼻水が出る。目が痒い。ええい年々ひどくなるじゃないか。

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2007年5月27日 (日)

モーリス・ユトリロ展(三鷹市民ギャラリー)

確か少し前に日本橋高島屋でユトリロ展やってたんだけど、また行ってしまうのが困ったことだ。でもよかったぞ。なんたって、展示が充実しているが客が少ない。この三鷹市民ギャラリーは結構穴場かもしれません。前もミロとかやっていたし、なんたって髙島野十郎展がここだった。府中と並んで何気にすげえ自治体だ。

ユトリロはアル中で問題行動多数。父は不明で母は奔放画家のシュザンヌ・ヴァラドン。リハビリのために絵を描いたら才能があり、絵が売れ、母とその再婚した夫に金づるにされて鉄格子の中で絵を描き、結婚するも妻にも金づるにされて絵を描いてた。そこそこ長生きで(71歳)、パリの名誉市民だったりする。

リハビリ時代の自己救済の絵が「白の時代」であり、恐らく最も評価が高い。それから色付きの「色彩の時代」になり、結婚後になって売るために「白の時代」を真似て描いたりした。もちろん終盤はモチベーションが低いので傑作は減るも、割と劣化が無い方だと思われる。

今回展示を見て分かったんだけど、同じ場所で何度も、時には時代を変えて描いてるんだね。有名な「ラパン・アジル」(モンマルトルのキャバレーの建物)も白の時代と、色彩の時代と、その後にも何度か描いている。展示されているぞ。当然というか残念ながらというか、最初の、白の時代の「ラパン・アジル」が最も優れている。終盤はもうダメで、多分「ユトリロのラパン・アジルもちろん本物だよん」として売ろうとして無理やり描かせたに違いない。

1904年ごろ精神病院を退院してから絵を描き始めたそうで、展示の最初の絵は1909年のものなんだけど、あまりうまくない。そこらの公募展でゴロゴロ転がっているのと同じぐらいだ。ところが隣にある翌年1910年の「モンルージュ通り(セーヌ県)」というのがいきなり凄いものになってて仰天した。風景画で道を遠近法で描いてるが消失点の位置が完璧だ。壁の色彩も味がある。この1年で何があったんだ? あと同じ頃の「ノルヴァン通り」の絵が3枚並んでいる。同じ場所だけど雰囲気が全部違う……ということはですな、ユトリロが描いたのが実景の色づけではなくて、実景を基にした心象風景ではないのかな。だからこの白の時代が一番印象がいい。広重の名所絵なんぞが心に訴えかけてくるのは、実はあれはほとんど実景ではないのです。広重の場合資料を基に想像で描いたものが結構あるようだ。想像だから自由に演出できる。ユトリロも実景を基にひたすら自分なりの演出に没頭していたんじゃないかな。スケッチで風景画として絵を描くことに忠実な画家なら、演出はいかんとか思うかもしれないが、独学のユトリロはそういう知識が無かったんよ……ってな憶測もまた愉し。

「サン=ヴァンサン通りと萱葺き屋根の家」これも白の時代と色彩の時代にある。これは色彩の時代の方がいいね。少し赤みがかった空がよい。また、それを背景にした印象派風の木々の梢ですな。あと前も見た「ムーランの大聖堂」は珍しく鮮やかなものですよ。あと、今回は静物がいくつかあった。「クリスマスのもみの木」とか「花瓶の花」とか、うーん……これがいいって人もいるのかもしれないが、私はあまりいいとは思えん。うまくない。

図録は買ってないけど、見ると絵の解説に(苦しい?)工夫が見られる。コメントするまでも無いような絵には、他人の引用とか場所の解説とかが出ているのだ。

月休7月8日まで。ユトリロをまとめて観たことが無い人におすすめ。がんばれ三鷹!

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にこみ

イタメシの本を見て、豚ばら肉とベーコンとソーセージ、ニンジンとセロリとタマネギをみじん切り、ホールトマトとキャベツなんぞで煮込んでみた(圧力鍋だぞ)。うん、ソーセージは爆発したが、なかなかうまかった。肉類の状況からしてギトギトのメタボリックかと思ったが、野菜もタップリ使ったので、そうでもなかった。

煮込みといやあ、ビーフシチューのいいヤツはなかなかできない。「今日の料理」の本に市販のデミグラスソースを使う方法が紹介されていたが、作ったことがあって、そこそこうまかったのだが、なんだかなあ、邪道だよなあ。納得いかねえや。シチュールーにもやや抵抗がある(クリームシチューのルーにはあまり抵抗が無い)。なるべく素材に近いもので作り上げるのが、よいと思うのだ。ルーを使うのは音楽で言えばサンプリングみたいなものか?

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2007年5月25日 (金)

V&A美術館所蔵 浮世絵名品展(太田記念美術館)

ロンドンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート美術館には、実は行ったことがあるのだが、とにかく細かいものがやたらめったら山のように展示されていて、一日じゃ見切れないというか、全部見る気など失せるほどの物量であった。そこが所蔵している浮世絵ってのが、かなりの数で、また貴重品も多いことが分かったってんで、今回の展示に至ったそうな。したがって、マニア受けする内容で迫ってくるぜっ。

代休だったんで昨日の午前に行ったんだけど、空いてるかと思ったらかなり混んでた。なんでだ? チマタにゃそんなに浮世絵マニアが多いのかと思ったが、周囲の会話を聞いていると「ととやほっけい? 初めて聞くなー」なんてのがいるんで、そうでもない。あとで分かったが、この時間は原宿でメシを食おうとするババァ軍団で混んでいるらしい。出る頃には空いてた。ええいくそっ。

さてさて、おなじみ畳の肉筆コーナーはV&Aじゃなかった。錦絵以前の肉筆ってんで、美人画ですな。菱川、懐月堂、西川、宮川の4名(フルネーム書くのめんどくせえ)が例のごとき絵で展示中。

それから1階の版画……ちょっと会場内が暗いぞ。V&Aの指導で照明をいつもより落としている。よく見えねえ。春信からスタート(ってことは錦絵ですな)。湖龍斎、春章、春好のシャープな線の頃(後に病気で太い線しか描けなくなる)、注目は歌麿の「画本虫撰」。狂歌絵本なんだけど、虫やら動物やらを写実的に描いている。これがなんちゅうか北斎に匹敵する凄いレベルで、そうなんだよ、実は歌麿といえば簡略化した美人画で有名だけど、その基本にはこうした、ずば抜けた写実の力があるわけだ。この本全部見てえな。あとは栄之の美人画で珍しく背景まで描いてあるもの。豊国のうまい役者絵あり。

この辺から2階かな、先の魚屋北渓(ととやほっけい:北斎の弟子で摺り物の名人よん)の北斎風風景。広重の若描きで飴細工を描いたもの。貴重品。ちょっと変わってて面白い。おなじみ五十三次は「原」一枚、それより木曽六十九次から軽井沢、望月、宮ノ越。宮ノ越は背景に輪郭線を使わない手法。木曽六十九次は数が多くて全部見ると疲れてしまう(というか見ても覚えてない)が、名作だけ集める結構イケるんだろうなあ…… 北斎の若いころの美人画。これはまあ、普通。富嶽三十六景から何枚か展示。それより、その下に展示されている「肉筆帖」に注目だー 身近なレンコンとかタケノコとかニワトリとかを描いてるが簡単な線で巧みに表現できているのに仰天しようぜ。特にカニなんかすげえな。それから国芳と暁斎で同じ画題「鬼をつかむ鐘馗(しょうき)」、見ると描写がそっくりだ。暁斎が国芳を手本にしたのかな……あれ、一時期弟子だったっけ? それから団扇絵と扇子絵がいくつか。なぜか琳派の抱一とか其一とかもある。それから珍しく色の付いてない版下絵が何枚も。この辺が通好みですな(私はあまりちゃんと見てなかったが)。

それから暁斎の化物図とか、豊春の異国本写し。これは洋風なんだぞ。見てない人にゃおすすめよん。ここでまた魚屋北渓、得意の摺り物で「鬼若丸の鯉退治」 おおこれはっ……バックは豪華黒雲母だよな(写楽第一期と同じ)。これは金がかかっている雰囲気だ。それから広重の近江八景から「比良暮雪」。広重は雪山の描写(というかいい雰囲気づくり)が実にうまいってのが分かるね。

今月は28日までで、展示替えして来月1日から26日まで。月休です。初心者からマニアまでおすすめできる。行ってみよう。

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2007年5月23日 (水)

お、おれは……

はしかをやってない……予防接種はしたけど。なんか怖いぜ今日このごろ。電車ではマスクしている。

その電車の中で最近テレビというか、映像が流れていて、なんか「みんなのゴルフ場」とかいうソフトの広告が流れていた。ゴルフはやらないけど、ゴルフ場を人間の背丈で見渡すと、なかなか美しいものですよ。あの、ほら、形としてはいかにも自然風景に見せる「英国式庭園」っていうんですかね。新宿御苑なんかと同じなわけすな。よい空気の中でできる自然と共生したスポーツと言われても、あんまり違和感が無い。

ところがですよ、Google Earthで上空から日本を見ると、緑の山地が虎刈りみたいに削られている、なんか異様な、気持ち悪いものにしょっちゅう出くわす。そう、これ全部ゴルフ場なんだよね。地上からどう見えるか知らないが、明らかになんかこれヤヴァイだろって感じがする。ゴルフ場側も自然を必要以上に壊さんように工夫はしているんだろうけど、しょせん上空からのヴィジュアルじゃ山肌を這い回る病原菌みたいに見えちゃうの。

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2007年5月22日 (火)

きゃくさきで

ハマった。今日初めて見るものを調子が悪いから何とかしてくれと言われても今日初めて見るんだから分かるわけないじゃないか。そうだ昼は「四川風水餃子」だった。水餃子に辛味噌がかけてあるのだ。うまかった。それにしてもその中華屋は出てくるまでにやたら時間がかかった。中華って強火で手早く作るんじゃなかったっけ? 餃子の皮でもコネてたのか?

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2007年5月21日 (月)

昼メシの時間でちゅ

五反田某所の飲み屋が、昼にランチをやっている。600円。安いだろ。それだけじゃない。なんと揚げ物とか焼き魚とか、2品から選べる。それぞれ結構ボリュームがある。それだけじゃない。サービス品で冷奴とか明太子とかが付く。それだけじゃないっ。ゴハンも大盛り。とにかく満腹になることこの上ない。もちろん混んでいる。でもフロアを仕切るのが中国娘一人だ。よって常にハイテンション。「ハイ注文言ってー! なにー? ごめんなさーい! 串カツ誰ー?」 いちいち注文取りにテーブルまで行かないので、注文する側も声を張りあげないといけない。もちろん誰が何を注文したかなんて娘は覚えてないので、自分のものと思われるものが出てきたら「はいはいはい」と要求しないと永久に食えない。安いしボリューム満点だがせわしない。味は……? なんかガツガツ食っててよく分からなかった。不味くはなかったと思う。

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2007年5月20日 (日)

会田誠 山口晃 展(上野の森美術館)

なんとメモを禁じられた。エンピツもダメだとか言ってきやがる。もう何年もいくつもの美術展に行っているが初めてだぞ。なんだよ上野の森はプレハブ建物のくせにお高くとまりやがって、と出だしの印象はハナハダよろしくなかった。

会田誠をまとめて観たことが無かった。山口晃については、例の現代大和絵鳥瞰図はどこかで見たことはあると思ったが、これもまとめて観たことが無い。いずれにしても二人とも相当の技量を持ち、なおかつ冗談みたいな下らな~いこともやってのける。美術を何か高尚なものに仕立て上げようとする連中には私も反対するところです。我が敬愛するかつての浮世絵師たちも戯画と称するバカバカしいものを平然と描いたもんです。国芳のタヌキのキンタマ画やら、暁斎の放屁合戦絵巻なんかそうだね。

さて、入ると……通路が合って右側山口左側会田……だったな。それから最初の大きな部屋が会田です。サンショウウオとヌードの大作とか、巨大ジューサーミキサーに人間詰めてる絵ね、この絵は知ってたが本物は初めて見た。結構デカい。あとスクール水着の女の子達が滝で遊んでいるのとか、ジジイが「今年もヴィトンが豊作じゃ!」とか叫んでいるのとか、戦争画風のとか、下らなくて刺激的で面白い上に、美術作品として見れるという、いい才能を持っているじゃないか。次の大きな部屋が山口。鳥瞰図で現代の六本木とか三越本店とか描くんだけど、緻密正確でありながらもちょんまげ羽織袴と現代の格好が入り乱れ、建物もビルと日本建築がぐちゃぐちゃになっているという愉快なヤツ。構造が正確なので、これを迷路として遊べるように描いたら絶対面白いしきっと売れる……売れるからって作るもんでもないと思うが。あと周囲を壁で囲んであって中を「一人ずつ見て下さい」となっているところがあった。行ってみた……無数の人物画に囲まれているような妙な展示作品。ちょっと照明が変だったがわざとか?

2階は「山愚痴屋澱エンナーレ」と称する、山口中心の別企画かな? でも会田が入っているので、続きみたいなもんです。パンフレットがあるが……おっと違うな。フロアが途中までだ。これは山口のコーナーを一つの企画っぽく見せているのか。写真とかビデオとか、町の標識が顔とか違うものに見えちゃうぞとか、いろいろ遊んでて楽しいぞ。それからヘタウマの共同作品があり、会田の面白ビデオのリミックスがあり……あーうらやましーなー、テクニックもあって下らないことも平然とできる人達ってー。詩の世界にもこういう人がもっといてほしいものですよ。みんなマジメなんだもん……絵の世界もそうかもしれないが。

あと、出た後も「ギャラリー」に続きがちょっとある。会田の小1から中3までと称する絵には笑いを禁じえない。あと、風景の研究も凝っているのだが、何かもういろいろ見て疲れてしまった。

なかなか面白いぞ。6月19日まで。

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2007年5月19日 (土)

モディリアーニと妻ジャンヌの物語展(Bunkamura)

どうもモディリアーニの描く肖像って、白目だけに見えるのがあるんで、あんまり好きじゃないんだな。で、この企画もあんまり期待してなかったんだが……なかなかよかった。渋谷の金券屋で爆安。企画がコケているのかと思ったが、そうでもなく、土曜の午後はそこそこ混んでいる。

モディリアーニ32歳、ジャンヌ18歳で出逢い、同棲して子供まででき、モディは若くして亡くなり、ジャンヌもあとを追って自殺、という悲劇。で、今回はそれよりも、ジャンヌが絵も描いてたってんで、モディだけじゃなく、そのジャンヌの絵がいくつも出ているってわけだ。

モディはジャンヌに出逢う前にもパリでいろんな女性とつきあっていて、その絵も展示している。いずれもイイ女だったんだと。いやーくそーイケメンだもんなモディは。まあ最初の方にあるベアトリスの肖像なんぞ見ていると、あまりうまいという印象は無いんだなあ。あと、ディエゴ・リベラの肖像とか、同じパリの異邦人シャイム・スーチンとかいう人とか、「婦人像(C.D.夫人)」は普通にいい感じの絵だ。全体に面長だけどね……待てよ。この全体的にアンニュイな感じってアレだな、夢二に似てる。夢二もまた多くの女性と付き合っていたんじゃなかったか。

それからジャンヌの絵……素描が多い。父親を描いたりして、素描はなかなかいける。何たらとかいう話の自発的に描いた挿絵もなかなかよい。そうか、ジャンヌもなかなかの才能があったというわけだな。

それで、出逢って同棲が始まる。モディリアーニの描くだれそれさんの肖像画がいくつか、それからジャンヌの描く油彩の肖像画もいくつか。「首飾りの女性」という同じモデルのもいるぞ。しかし、こう並べてみると、やっぱりモディの方がなんというか、洗練されたというか鋭さというか、そういうものがあるね。ジャンヌは肖像にもちゃんと背景などを描いて、存在感を出そうとしているようだけど、なんかこう、ごく普通の感じだ。背景は結局のところ余分でしかない。ジャンヌは素描の方が優れているようだ。

それからモディとジャンヌの素描がいっぱーい。あとジャンヌの肖像以外の油彩、「中庭」とか。うーん、なんかイケてない。二人はパリからニースに移って、子供が生まれてつかの間のハッピー。ここで、モディの描くジャンヌの肖像が3つ。今回の目玉ですな。1枚は黒目がきっちり入ってモディにしては珍しく生き生きした肖像。もう一つ、ポスターにもなっている帽子をかぶったもの。一番通好みかもしれないが、やっぱ白目だけに見えるのはキメエ! それから私が一番いいと思った「肩をあらわにしたジャンヌ」。肌の色が明るく、全体もモディらしく、いい感じだぞ。それから、ジャンヌもがんばって、モディに影響されつつも独自の描写をしようとした「クローシュ帽の女」。なかなかがんばっているけどイマイチだ。
そしていよいよモディも晩年。肖像が3枚ほど出ているが、かなりすげえ。もうジャンヌどころか、ブッチギリだね。モディリアーニの絵ってのが一種の「様式美」だって感じがする。一方ジャンヌは病床のモディのスケッチとか、死を暗示させる、というか自殺とかそのまんま描いちゃっている水彩を展示。「自殺」なんて自分が血を流しているの描いててフリーダ・カーロに似ている……と思ったが、フリーダにはやっぱりかなわないな。

画家といっても、やっぱりモディあってのジャンヌだべ。6月3日までだ。意外と見ごたえあるぞ。金券屋をチェックしてからGO!

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2007年5月18日 (金)

寝る瞬間

夜寝る時に入眠の瞬間を意識しているとなかなか眠れない、が、眠い、というような状態で悶々としている。半分もう寝ているのだが、閉じていて何も見えないはずの目の前に、スクリーンのようなものがぼんやりと現れ、その画像に意識を向けていると、ますます鮮やかになってくる。なんか細かいマンガみたいなものが映った。おお、これが夢における映像の始まりであるか。前も書いたかもしれないが、時々見る飛んでいる夢などでは、都市の情景が全部きちんと細部までモデリングされているのだ。脳はどうやってこの情報を処理しているのか? もちろん記憶から引っぱってきているにしても、ちゃんと遠近がかかっていて情景として整ったものにするのは、相当な処理能力が必要ではないか。しかも、適当な高さで飛んだ経験など無いのだぞ。不思議だ。しかも目が覚めたら、情景を見たという事実は覚えていても、それがどんなものだったか覚えていないときている。不思議だ。

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2007年5月17日 (木)

てきとうなメモ

自衛隊は合憲ということにしておきたいと思います。違憲だと言うなら、変えたくは無いが憲法側を変えるしかないでしょう。戦力を完全に捨てるというような、キレイごとは多分国の運営として無理だと思います……なんつっても平和主義者は信じないのだろうなあ。あと、「戦争ができる国」と「戦争をする国」は違うと思う。

ところで、ひところ「世界がもし100人の村だったら」という本が流行りました。読んでないけど、そんな感じで考えますと分かりやすいかな。日本は何人が集まって住んでいるのかな? 3人ぐらいかな。飢えもせずまずまず豊かに住んでいて、でも隣には、なんか武器持って脅してくるイヤーな一家が住んでいる。でも私達の家に、鍵をかけることはできません。はい、この状態で丸腰で大丈夫ですか? 性格がよければ、隣のヤツとか、他のヤツが食料を奪い取ろうと侵入してくることは決して無いですか? それとも自分だけ豊かなのは申し訳ないから、隣の家に差し上げますか、でも隣の家に差し上げても、そこの主人だけが肥えてしまい子供は飢えたままだったりして。はい、もう寝る。

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2007年5月16日 (水)

たてばやし駅前で

チャーハン

……以上

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2007年5月15日 (火)

あー

書きたいことがあったが何度も同じこと書いているような気がするので、今日はこれにて失礼いたします。

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2007年5月14日 (月)

かいけんですか

国民投票法が成立したんだと。最低投票率がどーたら言っている人もいるみたいだけど、私としてはそんなことどうでもいい。投票率20%でも改憲? そう改憲なのだ。投票に行かないヤツが悪い。悪いというか、棄権するということは「このことについては白紙委任」という意思表示である。従って、改憲したところで民意を無視したものでは全くないということだ。不在者投票制度だってちゃんとあるでしょう。行きなさい行きなさい。私は改憲、特に9条は変えたくないけどね。でも、だからと言って、改憲制度を持たないでいいとは思わないし……なんていうかな、最低投票率なんか決めたら護憲派が「どうせ投票率が低いから不成立さふふーん」ってタカをくくっちゃうでしょう。またそうしたいからぎゃあぎゃあ騒いでるんでしょう。護憲派がそういう姑息な手段を喜ぶと思われちゃ嫌だな。うん、9条は変えたくない。でも防衛戦力は持つべきでしょうね。丸腰になったら北から何されるか分からんぞぉ。いわゆる「無防備地域」について何か書きたいのだが、そのために本買うの嫌だなぁと思って、ブックオフにでも無いもんかと思っている。

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2007年5月13日 (日)

蕗谷虹児展(弥生美術館)

弥生の展示なのでもちろん古きよき挿絵画家、蕗谷は「花嫁人形」の詩人であり、エコール・ド・パリであり、そしてイケメンだ。それにしても、この美術館はよく行っているんだけど、行く度にどうも、なんか、うええええ、だあああ、という感じになるのは、資料展示が中心でかつ解説が非常に多い。疲れるというか、いったいオレは「美術鑑賞」しに来ているのかどうか、分からなくなってくる。大正から昭和にかけて活躍した挿絵画家というのが美術的な評価がなかなか得られず(メジャーなのは竹久夢二ぐらいでは)、まずはその偉業を記録して保存して、知らしめる、という役割があり、また挿絵という性質上、あまり油彩大作とが無く、どうも当時の下絵なんぞを細かく大量に展示する、ということになるのだが、それにしても今回も解説が山のようにある。

まあいいや。16歳の時の習作があり、やっぱりここにも天才がいるのだ。前の靉光もそうだったけど、才能のある人は10代でしっかり発揮できるんですな。それから挿絵の仕事、「少女画報」をやっていたけど、ちょっと大人向けの「令女界」に立ち上げ時からかかわり終わりまでいたそうな。つまるところ、蕗谷の得意とする女性像は女っぽくかつインテリジェンスというものです。夢二がアンニュイで、華宵が超理想美で、中原淳一が素敵レディで、松本なんたらがどうたらというような、個性がはっきりしてないと売れないんだって。

それからパリへ行った。あっちで次男が生まれた。当時そこにいた藤田嗣治が名前を付けてくれた……「セイヌ」。なんだとぉ? もちろんパリ生まれだらだ。うへへへへ。最近子供にアホな名前を付ける親が問題とか言われてますが、実のところ昔からいるんじゃないすかね。まあいいや。あっちで何やってたか、解説をよく読んでないんだけど、線画は凄い。うまい。それから絵が一枚「石榴を持つ女」と再開。浦和で見ている。帰ってきたら戦争になった。

戦時中は「贅沢は敵」とか言われていたが、ロールスロイスに乗ってる令嬢とか、犬連れておしゃれに散歩とかを平気で、というか反骨精神かなんかで描いていて「令女界」に描くのも禁止になってしまう。戦後は出品画を描くつもりが生活がかかっているので人魚姫とかの絵本を描く。自分の好きな絵を描けるようになったのは、実に70過ぎなのさ。その頃でやっと個展とかをやっている。

うーむ、こうして書いてると何のためにこれを書いているのか分からんなあ。こういう履歴も人となりもちゃんとした資料を読んだ方がずっと正確だし、そういうサイトもあるはずだ。オレはもっと自分が作品から受けた印象の主観的な部分を書きたいし、そういうものが読む方も面白いと思っているのだ。書き物は主観でナンボのもの。世間でいいと言われていることを、そのまま通俗的な言葉で(例えば「印象派の絵は自然光の美しさを感じる」だとか)書くのは恥ずかしいことだと思っているし、そういうことしか書けないんならもう書かない方がマシだ。

話がそれた。そんなわけで、この美術館はは他に華宵の美少年画や、併設の夢二美術館も見れるぞ。

月休7月1日まで。

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2007年5月12日 (土)

肉筆浮世絵のすべて(出光美術館)

うおおおお、割引券持っていくの忘れたっ……200円引きだったのにっ。さて、ここが持っている浮世絵ってのは全部肉筆で、それを今回あれこれ展示しちゃおうってんで、前期と後期に分けて展示だって。5月27日まで前期よ。

展示は年代順で、まず浮世絵の始祖である菱川以前の「寛文美人」から(今回の展示は美人画が多いゾ)……なんだけど、誰だか分からん無款が多い。絵はまあ、ちょっと古めの浮世絵美人で、髪型で時代が分かります。それからおなじみ菱川師宣「秋草美人図」は有名な「見返り美人図」と同じ赤い着物、ですな。それから花見みたいな何人も描いてある遊楽図が続き、鳥居派の紹介。歌舞伎の看板とか描いててよ、勧進帳の弁慶なんかがある。あと美人画も。それから有名な懐月堂派。懐月堂安度はおなじみだけど、今回の中で、懐月堂度繁って人がいてな、その美人画の着物の柄が見事です。グラデーションの背景に花が浮き上がる。うーん、しかなんだな、この頃の美人画は着物の柄が非常に凝っていてきれいなのに、なんで美人の姿や顔は類型的な、ほとんど変化や表情が無いのかねえ……

次、奥村派。歌舞伎の絵とか。川又派……印象がイマイチだ。よく分からん。次、おなじみ西村祐信。鈴木春信に影響を与えたといわれる上方の有名どころ。いいんだけど、この人も、どの絵もツラが同じで印象があまり変わらねえなあ。次、宮川長春……うーん、この人は、もう少しいい絵があると思うぞ。それより「蚊帳美人図」……うううスケールがおかしい。蚊帳から顔出している人は巨人か? あるいは蚊帳の外にいるのが子供のつもりか? 宮川一笑も子供がヘンだ……

浮世絵は我が国が誇る非常に優れた絵画芸術だと思うが……ボンクラ線遠近法と、子供の描写だけは情けねえ。大人の8頭身をそのまま縮小したって子供にゃ見えねえだよ。
まあいい、北尾派。北尾なんちゃらが筆頭で、窪俊満とか山東京伝とか鍬形とか有名どころがいるんだけれど、何かこう、派閥としての印象が薄い。それからいよいよ勝川春章! やっぱし浮世絵美人画といやあ歌麿じゃなくて春章の肉筆画で決まりだぜ。美人数名の大作「美人鑑賞図」が出ているが、やっぱこの人も線遠近法がアホーなので、となりの「桜下三美人図」がよい。このちょい甘な表情は、後の鏑木清方をホーフツとさせるね。それから巨匠歌麿。この人だけは子供をちゃんと描ける。実は実力派だよ。おなじみ栄之は「蚊帳美人図」得意の長身美人だ。

北斎コーナー。「樵夫図」が初公開なんだって。左右の組み物だ。見ると、最初は左側の、逆さになって股の間から木を見ている樵の野郎に目が行くが……右側は木だけしか描いていないが、その木はなんか凄い。おいおいこれはキャンバスに描いたら、そのまま「印象派」で通るぞ。こいつはちょっと浮世絵離れしている。全期間で展示しているから見てみよう。あと「春秋美人図」も全期間。前も見たんだけどね。全体の鮮やかさが印象に残る。壁のところに、着物の柄のサンプルがあるので、何かと思ったら、実はこの絵の着物の部分拡大図なのだ。うえええ、確かにそうだな。まるっきり着物のサンプルではないか。この北斎のバカテクに仰天せよ。あと老人卍85歳のパワフルな絵もあり。

歌川派。豊広の「万歳図」も何かの余興風景みたいだけど子供がヘンだ。「夜桜図」三代広重……ったらもう明治じゃないか? でも江戸時代に描いたんだって。ちゃんと影が落ちている。そろそろ黒船の予感。

出光コレクションザクザク。後期も行ってみるかな? 月休で、27日まで前期、5月30日から後期で7月1日まで。

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2007年5月11日 (金)

ぐおおおおっ!

痒い目を、思う存分、コスりたいっ!(CD「亜鉛少年」の「充血眼」より。最近イベントに行ってないのでタコシェで買ってね♪)

つまり、この季節がやってきた。初夏に厳しい体調悪し。ああ嫌だねえ。風邪みたいだけど風邪じゃないんだ。アレルギーなんだよね。なんだ? 花粉か? カビの胞子か? 充血眼と、ここ何年かは、咳がゲホゲホ、鼻水がタラタラ。24時間というわけじゃないんだけど、なんか年々酷くなってくるんですけど。

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2007年5月10日 (木)

ところが

今日乗った電車内の広告はauだらけだった。結局こっちだって広告にガンガン金かけてんじゃん。ソフトバンクが安いんだけど、あそこは本当に大丈夫なのか? 行き当たりばったりでプランを作って、突然やっぱケータイビジネスやめるわ、とかやるんじゃないだろな。ところで、散々広告を出しているDocomo 2.0とかいうのは、要は1つのケータイで2つ番号が持てる(1つでも高いのに2つもいらんだろ2つ目は安いらしいがだからなんなんだ)とか、音楽ダウンロードし放題(どうせ高いんだろ)とか、Wiiみたいに端末振ってゲームができる(アホか)とか、オジサンにゃどうでもいいざんす。少しは安くしろよてめー

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2007年5月 9日 (水)

つづき

……かように、俺サマは頭が柔らかいぜ、みたいなことを書いたところで、そこは言語感覚と言うんでしょうかね、例えばレストランに行って、ねーちゃんが「メニューのほうお持ちしました」とか「定食のほうお待たせしました」とか無駄な「ほう」を言ってもあまり何とも思わないが、「空いた食器を下げてよろしかったでしょうか?」 なんだとてめーっ! よろしかったかそうでないかとか、オレはまだ一言も何も言ってねえのになんでいきなり「よろしかったかどうか」という過去の確認をしてくるんじゃこのヴァカタレがっ! ああくそ日本語が乱れておるなあ、ということになってしまっているのです。だから「花に水をやる」を乱暴投げやりに感じるのと同じレヴェルで、普通に「食器を下げてよろしいでしょうか?」と聞くのが乱暴で投げやりみたいでイヤイヤとか感じている連中が、いるんだろうねえ。この間隔の差だけはどうにもならんよ。サービスしてくれ。

や、もう一つ書くことを思ひ出したぞ。俺はドコモPHS(の一番安いプラン)を使っているんだが、来年1月7日に停波という連絡があった。要はもう使えんの。そこに、全機種タダにすっからドコモのケータイにしてくれとかいうクーポンが付いてる。激安店では一世代前の機種が1円とかいうのがあるからこんなの役に立たん。もう一つ、PHSユーザー向けの、無料通話が無くて基本料金の安い特別プランの案内があった。これは確かに今使っているPHSのプランに近い。ところがですよ。3年の期間限定なのだ。その後はその倍以上の基本料金(かつ無駄な「無料通話分」とかが入っている)プランにさせられる。3年か。うーん……などとやや迷いつつ、ふと外出すると、電車の中から駅から新聞からドコモ広告、それも巨大なヤツだらけであった。しかも「そろそろ反撃してもいいですか?」などという、どうでもいいコピーの、イメージ主体の、いったいこのバカチンどもは広告にいくら使っているんだ? 今までのユーザに対し期間限定とかいうケチな対応をして広告費には金をジャブジャブ使っているのか。何か見ていてムカついてきたので、もうドコモなんか止めちまおうかと思っている。

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2007年5月 8日 (火)

げげげ

日曜に芸大美術館に行ってメモってもいるのだが、それに関してなかなか書けません。ところでブックオフで買った「国語常識問題」とかやってみたりすると、当然「ら抜き言葉」なんぞ「誤り」とかガンと書かれているのです。「見れる」という言い方は、受身と可能を分けるための言葉の自然な変化であって、間違いじゃないと思うし、うーん、そうだな、いわゆる「文法上の誤った使用」というのは、何か必ず合理的理由があるわけですよ。「正しい日本語」なんて実は存在しないのよ。

とはいえ、「ら抜き言葉」、未だに「主に若者が使う」なんて言われているようですな。もう何十年もそう言われ続けているので、当時の若者だって今はいい年なんだから、そんなバカなと思うんだけど、もしかすると、そうかもしれないなあ、とか思ったりするのです。というのも、言葉を使用する際に、それが合理的かどうかよりも「いい年して『ら抜き』を使うなんて恥ずかしい」という妙な羞恥心が生まれてきたんじゃないかと思ってね。あまりに「正しい日本語」とやらをギャアギャア言う人が騒ぎ過ぎたので、自然な言葉の変化も妨げられてしまっているというわけですよ。

あとそうだな、「花に水をあげる」と聞くなり、「『水をやる』だよ!」と目くじらを立てる人がいるかもしれないが、これもね、「やる」だとちょっとニュアンスが投げやりなので、自然に「あげる」を使っているわけですよ。文法的におかしいんじゃなくて、文法に縛られる方がおかしいんじゃ。

と言っても、「正しい日本語」に頭カチカチの人もいるので、そういう人相手には「正しい日本語」をちゃんと使いたいものですね。一種のサービスだよサービス。

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2007年5月 7日 (月)

うううう

今日は店じまい

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2007年5月 6日 (日)

雨なので

寝る

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2007年5月 5日 (土)

T-THEATER最終公演

行きました。私は第3回に参加していたけど、それの第5回で最後だそうです。冒頭からなんていうか、朗読とも演劇ともつかない独特の雰囲気に、ああT-THEATERだなあ、と感じた次第です。演出まで凝った朗読舞台、というかイベントは極めて少ない。最近はちょっと、あちこちのイベント自体に行けてないので何とも言えないが、相変わらず「自身の誰それさんと誰それさんと誰それさんが出ますよう。全部で3時間ですよう」といってそれぞれが10分ぐらいで「昨日書いてきました」とかいうのを噛みながら平然と読み、終わってから「いやぁよかったですねえ」と互いがベタベタ褒め合うという、まだそんなのばかりなのかねえ……T-THEATERレベルのものは、もういくつか存在していてもいいはずなんだが……

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2007年5月 4日 (金)

世田谷時代の岡本太郎(世田谷美術館)

公園の中にあり環境はいいがアクセスの悪い世田谷美術館じゃ。太郎作品の展示としてはほとんど川崎で見たものばかりという感じで(見てないのかもしれないが印象がほとんど同じだから分からん)、同時代に付き合いのあった画家の絵とかがあり、あと本とかがたくさん展示されておる。太郎以外の絵はやっぱり印象が薄いのう。勅使河原宏とかいうのは、ダリのパクりみたいで……他にもいたな。ダリぃのが。あと本や資料は関心無いし……うーん、別にわざわざ行かんでもよかったな。

太郎はパリに行って帰ってきてすぐに徴兵され、戦争が終わったらパリ時代のものは全部焼けてなくなっていて、それから住んだのが世田谷なんだってさ。焼けた作品がいくつもあって写真が展示されている。惜しいものを無くしたものです。当時はなんか「リボン」にこだわっていたようだね。残った絵としては有名な「痛ましき腕」(展示してるぞ)があるけど、これもリボンと腕だよん。あと女の子がナイフ持っている傑作「夜」もおなじみですな。これは分かりやすい絵だよん。あとファスナーモンスターが出てくる有名な「森の掟」もあるぞ。あとおなじみ縄文土器の写真とか、焼き物とか、フランス語でのインタビュー映像も流れている。しゃべってるよフランス語!

うーん、太郎はもうしばらくいいや。でもこの展示は悪くはないよ。月休で5月27日まで。

帰りは疲れたんで用賀行きのバスに乗ろうとしたら目の前で出て行った。そのバスが信号で長いこと止まっているんでチャンスじゃ。次の停留所まで行っちゃうぞ、と慌てて歩道橋を上り下りして、街道沿いの停留所に着いたら「田園都市行き」などと書いてあり、バスは違う方向に行ってしまった。しかたなく歩いて駅に着いたが、田園都市線まで目の前で出て行って急行通過も待たされた。ひでえやこんちくしょー!

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2007年5月 3日 (木)

ヘンリー・ダーガー展(原美術館)

アウトサイダー・アートを本格的に紹介した世田谷の「パラレル・ヴィジョン展」が1993年だったので、14年余りが経ち、その間にヘンリー・ダーガーはずいぶん有名になってしまった。混んでいる上、なぜか客はカップルが多い。デートに使えるのか?

今回は「カルヴァリンの戦い」という初めて見る作品があった……というか、最初別の人の、美術館のコレクションでも出しているのかと思ったら、ダーガーだった。ダーガーは水彩で明るいと思っていたが、これは画面全体がダークで質感というか凹凸がある。コラージュなのだ。爆発のイラストや兵士などが一面に散っている。細かい。うむむむ、ダーガーってこんな奥の深い表現方法まで持っていたのか、と思ったのだが、あとでギャラリートークを聞いたところ、ずっと部屋に飾ってあって変色したんだそうだ。ダーガーは最初コラージュで作品を作っていたが、大きさやイメージなどで自分の望むものを手に入れるのが非常に困難だったため、トレースを使うようになったらしい。

ギャラリーⅡという大きな部屋では、例の「非現実の王国にて」の大画面水彩がいくつも展示されている。逃げるとか戦うとか、そういう場面。気象にやたら関心があったそうで、雲の描写が巧みだ(これもトレースらしいが)。花のコラージュとかもあって、なかなか構成がうまい。有名な血みどろで残酷なのは今回は無い。うーん……あれらを出さずして、とも思ったが、別に出さなくても見ごたえがあるし、出すとそっちの印象が強すぎるから、これはこれでいいかもしれん。

それからダーガーの部屋の写真がいくつもある。2階に行くと、家主ネイサン・ラーナーの紹介。ダーガー作品を発見した人であり自分も絵を描いたりデザインなどをしている。

それから、ダーガーの世界の怪獣というか生き物「ブレギンズ」の絵をいくつも展示。これだけはトレースじゃないんだそうな。描線はというと……あんまり滑らかではないし、決してうまくはない。ただ、模様と色彩はかなりいい感じだ。いや、これはアレだな、ここだけでジミー大西が全部入っちゃうな。あと、物語に出てきた国の国旗。驚くことにちゃんと「国旗」としてデザインできている。

最後の部屋が「夢の王国」というもので、恐らく戦争後の、楽園を描いたものだそうだ。無数の花と少女達が描かれ、ダーガーの現実が辛かったことを考えるとちょっと切ないぞ。

以前のワタリウムでの血みどろ展示のインパクトは無いが、展示ボリュームもあり、味のあるまっとうなアーティストとしても普通に存在できることが分かる。デートでも行けるであろう。

月休7月16日まで。

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2007年5月 2日 (水)

おすすめイベントだ~

そうそう、かの「T-THEATER」の最終公演。私が第3回公演で参加した朗読と音楽の作り込んだ舞台表現であります。詩の朗読において作り込んだ舞台というものにはなかなか出会えないものです。行って下さい。楽しんで下さい。そしてぜひ、みんなで朗読シーンのレベルアップをしていこう……って、最近私は何もできてな~いっ。

あとやっぱりね、「T-THEATER」に参加してなかったら私は結婚しとらんのだぞ。同じ第3回公演参加者の友人が私の妻であるぞ。だからなんだというわけでもないのだがそういういきさつもあるのでみんな観に行ってね。

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2007年5月 1日 (火)

連休なのでやっぱりここは一つ

休む

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