« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

2009年12月31日 (木)

大晦日だけどもう寝る

この冬は1歳と4歳の世話でほとんどの時間とエネルギーを消費していて、少ない自分の時間で何とか美術鑑賞と小説執筆を行っている。街をぶらぶらもそう無く、映画もほとんど見なくなったなぁ……

小説は9話が大体できている。10話で一区切りして、ケータイ小説のサイトに出すつもりです。来年は詩でも朗読でも音楽でもなく、小説の年にしようかな。

そんなわけで、よいお年を。紅白の結果も知らずにおやすみ。

|

2009年12月29日 (火)

束芋展(横浜美術館)

今をときめく束芋の大規模個展。何度が作品を見ているが、場所が場所なんで、無難な感じのばかりかと思ったら、結構不気味で危険で面白い。よかった。

まずホール壁面に「団地層」という、団地の家具が落ちまくる作品があり、思い切り目を惹く。面白いが、危険さとしては普通。

会場に入って最初は「悪人」というペン画(?)シリーズと「油断髪(ゆだんがみ)」というアニメの作品。ペン画の方は人体などを使った不気味かつシュールレアリスティックな作品。あの、あれだ、江戸川乱歩の文庫の表紙の・・・・・・あんな感じ。指の変容が多いな。アニメの方は、そうグロい感じでもなく、女の髪が一面にカーテンのように下がっていて、そこからあれこれ見えるというもの。

次は「団断」というアニメーション作品。四畳半二つを横に並べた部屋を上から見下ろす構図。スクリーンも立体的になっている。そこで、鳥が飛んだり、テレ画面ビが溶けてキノコが生えてきたり、人が冷蔵庫に入ったり、洗濯機で回ったりする。和風音楽。部屋は次々と動き、最後の展開も面白い。それにしてもこの人の作品、表情というものを描かない、というか顔そのものをあまり見せない。

次は「ちぎれちぎれ」アニメーション。裸の男が横になっている。男の体に変化が現れ、それが別スクリーンの空にちぎれていく。うん、見ないとわかんないよ。これも立体スクリーンだ。男の変化と空の変化のシンクロっぷり。短くて不気味だが、これがヤバくて一番面白かった。

最後、「BLOW」これも立体スクリーンアニメだ。水面下と水面上の物体の変容というか、要は水面下のぐにゃっとしたものが、水面上でしゃんとする、あるいはその逆、みたいな。前3つと比べると、ストレートにダリ風なので、驚きはそんなに無い。おっとその前に絵が6枚あって、アニメらしいんだけど、変化がトロいので見ていない。オレは忙しいのだ。ともあれ、どの作品も時間が短いのが嬉しい。この手で20分とかやられると困る。

で、作品はこれだけ。でも、どのスクリーンも立体で凝っているので、元は取れるよ。

|

2009年12月24日 (木)

ねんがじょうめんどくせえ

早くも書いてしまった。今年はアクションが早いぜっ。年々めんどくさくなっている。というのも、キーボードばかり使うので手書き能力が年々悲惨なことになっているのです。一文字書くのも脂汗たらして必死なのです。ああそれなのに、年々枚数が増えてくる。モテているのではなく、会社の「義理チョコ」みたいなのがやたら多い。それでも、一言コメントがついているんならともかく、いや、コメントが無くても自作の「作品」になっているならともかくですよ、なんか既製品の、コンビニで売っているようなヤツでそのまま、一言も書かず住所だけ書いて送ってくるのは何ですかっ。あと、子供だけの写真で年賀状送ってくるヤツについては……別に何も言いません、なぜなら、なぜにゃら……うちもそうなんだよーん。今まで遠慮してたけど、今年は容赦なく、血も涙もなく、ハナモチならないほどに、親バカ年賀状だよーん。欲しくない人は、次のどれかをやるとよい。 ①私に年賀状をよこさないこと ②私からの年賀状に返事を書かないこと ③メールで済ませること いやもっと言っちゃうぞ

私に年賀状をよこす人は、うちの子の写真が見たくて見たくてたまらない人とみなす

どうじゃ。これで少しは枚数も減らないかねぇ……  

|

2009年12月23日 (水)

ターナーから印象派へ(府中市美術館)

うぬぬぬぬ、ターナーの名前だけで来ちゃうオレみたいなヤツにはイマイチ消化不良。いや、イギリス風景画から印象派へという、割とまっとうな展示なんだけどね。私はターナーの、半分抽象画に足つっこんだような、超印象的作品が好きなんだけど、そんなのは一枚も無かった。

カンスタブルが最初に一枚あって、うーん、巨匠のはずなんだけど、よく知らないや。多分名作はもっとデカいと思う。ターナーの水彩が4枚。「赤と青、海の入り日」というのが、ちょっと印象っぽいかな。あとは知らん人のばかり。ジョン・エヴァレット・ミレイって、誰だっけ。あのミレーじゃないよな。フランス印象派と違うのは海の波だな。荒くて蠢いておるぞ。クールべさんにも描いてもらいたかった。フィールディングの「荒天、スコールの来襲」、スタンフィールドの「テクセル川河口」がいいね。それから展示は羊などが出てきて退屈になり、エドウィン・ランシアの「乱射」・・・・・・ってシャレかい。鹿の親が打たれて倒れていて、子鹿が寄り添うってヤツ。でも、この人は動物愛護じゃなくて、解説によれば、狩猟はスポーツマンシップに乗っ取って正しくやりましょう、ということらしい。ターナーの油彩がやっと1枚。うん、丁寧に描いてあるが普通の風景画だ。それから人のいる風景、建物のある風景、ゴッドワードの「金魚の池」は、チケットにもなっているイギリス美女・・・・・・まあ、普通だけどな。

フランスの印象派もチラホラ。ピサロ、ゴーギャンが1枚ずつ。普通。シダネルの1枚が、まずまず「印象派代表」という雰囲気。ピサロの息子の絵はダメだ。ボナールの絵は、とりあえずあるだけ。

ううむ、ターナーに期待しなければ、割といいイギリス風景画展だと思うが。関係無いが、ファーストキッチンのエビのクリームスープはうまいな。飲みながら書いてんのさ。

|

2009年12月19日 (土)

村山槐多展-ガランスの悦楽-(松濤美術館)

「ぴあ」に載ってなくて、はて何時からだったかなと思ってケータイで検索したら9:00と書いてあった。9:40頃行ったら10:00からだと。ふざけてる。

最初にある「友人像」で仰天。木炭でこれほどのもの描けるヤツはまずいない。そうか、槐多の本領は木炭での素描だと思った次第。他にも木炭では、まるで理想化されてない「裸婦習作」、それから「老婆像」「自画像」「山本たけ像」「女の顔」など肖像画が冴えている。ザザッと描いているのに、線一本の無駄も狂いもない。岡本太朗並に線にパワーがある。それから多く知られているところの「バラと少女」「カンナと少女」「庭園の少女」という「代表的作品」もあり。でも油彩なら「自画像」がやはりよい。あのギラッとした目はどうだ。前期だけ展示の「のらくら者」もなかなかの傑作。会場内は槐多の言葉がパネル紹介などされている。おなじみ「宮殿指示」や「血染めのラッパ」というもの。

2階に行くと、デッサンのようなものが多いが、それでも名作「尿する裸僧」がある。本物を初めて見た。しかし残念なのは、部屋が明るいのだ。ガラス面に室内が反射して暗いこの絵の全体印象がよく分からない。この辺はちゃんとしてほしいもんだな。木炭では「風船をつく女」「自画像」といった傑作。あと樹木の絵がいくつかあるが「松の群」という油彩が、ガランスという色を使いまくっている。この色は要するに「血の色」なのであって、ここで戸川純の「赤い戦車」の歌詞を彷彿とさせる。「赤く輝く血は源泉 死人じゃないってこれほどまでに確信する色」。恐らく槐多のガランスへのこだわりも、こんなところではないだろうか。

あと、詩がいくつか「宮殿指示」や「死の遊び」といった作品の手書き本物があるぞ。詩は前期後期で入れ替わる。

いくつかは再会であったが、知らん人はこの機会に行くべきじゃ。前期は年内27日まで。後期は1月5日から1月24日まで。月休。

|

2009年12月17日 (木)

ぴあだめじゃん

雑誌は一応「ぴあ」を買い続けている。とりあえずタウン誌では美術展の情報量が最も多い。他のは勝手に「セレクション」なるものして、それだけしか載ってないので「クソ」である。とはいえ、年々「ぴあ」も冴えなくなっていて、まず週刊が隔週になった……のはまあいいとして(元々隔週でしか買ってなかった)、だんだん薄くなっている。そうそう、今日発売のは年末年始を越えるもんで「3週間」分あるはずなのに、例年の分厚い年末年始特集も無く、厚さも綴じ方も特にいつもと変わりなく、日付をみたら1月3日までの情報しか載っていない。ああ不景気なんだなあ。それより渋谷の松涛美術館を載せていないという愚かな選択をしている。村山槐多展じゃねえか。街のポスターで知った。後日行くが、あやうく見逃すとこだったぞ。

|

2009年12月16日 (水)

ぽめっ

ポメラで恐れていたことが二つ起きた。一つは、やっぱり字数が足りない。8000字なんて、ちょっと書いたらたちまち消費してしまうではないか。今は短編連作を書いているのだが、7話までは8000数オーバーしなかったが。8話目でとうとう字数オーバーしてしまった。

そして恐れていたこと二つ目っ……新機種が出やがったっ! ああん、字数は増えているし、フォルダー構成もできるし(今これができないのが痛い)、ううううう今の買ったばかりなんだぞ。まあ、まだ出たばかりで高額だからいいけどさあ。今のだって末永く使いたいじゃねえか。

というわけで、8話できている。10話で一区切りつけて、どこかのケータイ小説サイトに発表の予定です。

|

2009年12月13日 (日)

浮世絵百華(たばこと塩の博物館)

今までで最も美しい歌麿作品を見たのは、横浜の平木浮世絵美術館である。この美術館は、最初は銀座にあり、横浜に移り、現在は豊洲のららぽーとにある。ただ、あそこは海風で、重要な作品は展示できないそうで。そこで今回、名品をここで公開となったらしいです。

スペースはやや狭いものの、点数はまずまず、何しろ三百円と安い。これで写楽が5枚ですぜ。

どれも状態がいいのが特徴。目に付いたもの。鳥居清忠の「浮絵劇場図」サイズがデカくて、パースもそんなに不自然ではない名作。鈴木春信「鷺娘」。顔料を使わず板の凹凸だけ付ける「きめ出し」の技が冴える作品。勝川春英の「(長くて面倒なので略)」は、役者二人の大首。うまくまとまっているぞ。歌麿「高名三美人」これが例の、非常に洗練された美しい美人画だ。状態もいい。歌麿は洗練である、というのがよく分かる。写楽は5枚あって、最初の「(これも略)」がいい。これは第二期。第一期の大首はしばしば見るが、第二期はそんなに見かけない。名前に「東洲斉」が付いた全身像作品群だ。写楽の後に、国政の名作「暫」と、歌舞伎堂艶鏡が続くのはなかなか。
あと、鳥居清倍の「暫」も浮世絵初期ながら動きがいい感じの作品。広重の「江戸近郊八景」三枚もダークな感じが魅力。
他に、北斎の大波と赤富士もあったが、とりあえず、という感じ。あと、本がいくつもあり、色鮮やかで状態がいいのが分かるが、やはり一ページだけの展示がもったいない感じだ。

今日でもう全面展示替えだって後半も行くか、月休1月11日まで。

|

2009年12月 4日 (金)

ぶんがくふりま

12月6日は文学フリマなのですが、今回は出ないのですが、木葉 揺さんのブース「N-16 repure(ル・ピュール)」に「モテる美術鑑賞」を置いてもらえることになりました。ありがとうございます。手に入れてない方は、買って下さい。読んで下さい。決して損はいたしません。ああ、そういえば、フリーペーパーの方、最近書いてないな……

|

2009年12月 2日 (水)

りゅうこうご

流行語大賞が「政権交代」って、それ流行語じゃなくて、ただの10大ニュースじゃないか。「こども店長」なんて聞いたことないぞ。ただ流行ったテレビCMじゃないのか? 「流行語」なんだから「語」を選べよ。「新型インフルエンザ」って、これも「語」じゃねーだろ。「草食男子」はまだ分からんでもないが、あれ「婚活」ってのは何年かに賞取ったのか? 

まあ、いかなる選択をしてもベストジーニストの酷さにはかなわないけどな。

|

2009年12月 1日 (火)

北京12月1日

そういえば朝食はバイキングなんだけど、概ねふつうのホテルと同じで、和洋中自由に取れる。いつもの習慣で、パンとコーヒーとかを取る・・・・・・んだけど、どうも洋食系はイケてないというのに気づいた。目玉焼きがほとんどつぶれている。フライドポテトがあったが、冷凍だなこりゃ。なんで食の国でこうなのだ? ホテルの掃除が異様に早い。「寝ています」の札を出してないと8時前にシーツを替えに来る。
それから空港に移動。4人がタクシーに乗って、3人は上海に移動。私だけ帰国・・・・・・なので1台のタクシーで3人が中国国内用のターミナル2、続けて私がターミナル3で降りる。2と3がこれがまた結構離れていて、タクシーで10分ぐらいかなあ。で、チェックインして、また空港内の電車で移動。電話がかかってきて、上海移動もターミナル3だったとのこと。がんばって移動しているらしい。
行きは全部手持ちだったが、帰りは荷物を預けた。急いでないのと、重いのと、多分成田なら受け取るのは早いだろうというのと、荷物検査でパソコンは出さないといけない、というのが超面倒なのだ。
中に入って。免税店に寄ってみる。空港での買い物は高いとのことだったが、昨日買ったTシャツの全く同じのが、ほぼ同じ値段で売ってた・・・・・・というか、なんだありゃあ観光客用のありふれたものなのかよ。ちょっと残念だな。あとパンダも同じのがあったが、空港の方が安かったぞ。おいおい。
昨日10年もの紹興酒を飲んだ手前、そうそう同じのを年末に実家に持っていって飲むかと思い購入。その場では渡してくれなくて、あとで飛行機の中で手渡された。液体の持ち込みが相当厳重に管理されているようだ。
デカい空港にもかかわらず、動いてから離陸までずいぶん待たされ、機内で申告品の紙に記入。はて、前はこんなのあったっけ? 昼飯が出て、来た時と同じ器で、今度は鶏の中華丼。
そういえば、行きには4時間かかっていたが、帰りは3時間。偏西風に乗るので早いのだ。
成田到着。来るとき苦労したので、帰りは成田エクスプレスで帰ろうと思ったが、JRダイヤが乱れているというので、リムジンバス・・・・・・うむっ、3000円? 高いな。でもまあ、2席1人で使っちゃってるし、まあいいとしようよ。

|

北京11月30日

仕事本番の日です。朝からタクシーに乗って某社へ。打ち合わせとプレゼンとソフトのデモなどなど。相手の社長は中国のパワフル系で英語と中国語が混ざって飛んでくる。もちろん対応は他の人に任せてます。私は日本語以外しゃべれません。社長によれば、先日の偽札はキャッシュディスペンサーはありえない。タクシーの運転手がすり替えたんだろう、とのこと。あと、生きているサソリを食うのかと訊いたら、そんなもん食わないと言う。まあ、誰かは食うんだろうなあ。
議事録を愛用のポメラで取る(ちなみにこれもポメラで現地書きです)。昼メシは、社長のお招きで、中華料理(どこの何料理かよく分からん)。野菜と魚中心のヘルシー系。うまい。昼からビール飲んじゃった。午後はまた仕事でデモ版ソフトのインストールとか質疑とかなんとか。仕事が終わり、帰りのタクシーでオリンピックの「鳥の巣」を見た。デカい。
ホテルに帰り、晩メシの検討。せっかく北京に来たんだから「北京ダック」だよな、ってんで「鴨王」とかいうチェーン店のニューオータニの隣の店へ。はい、食べましたよ北京の北京ダック。うん、あれ自体がどうのというより、あのクレープ(なんだっけ?)と、味噌ダレがうまいのでは? ダックの皮自体は、それだけ食べてみたけどなんか脂っこーいだけ。
Pekin07
あと、紹興酒の10年ものを飲んだら飲みやすくてすいすい飲めるので困った。でもあまり酔わない。こっちには「白酒(だっけな)」という強力な酒があり、それはアルコール50度とか、とても飲めん。あと、焼き餃子を頼んだらかなり巨大なのが出てきた。
Pekin08
とにかく食うものにハズれがない(食あたりはあるかもしれないが)。
帰りには土産物屋に寄ったりして、パンダグッズとか、カッチョイイ人民解放軍Tシャツ(?)を購入。Tシャツはパフォーマンスで着れるな。ニセモノの集まる店にも寄ったりして、日本の、「ドラえもん」とか「クレヨンしんちゃん」とかの、明らかにヤバいだろこれ、みたいな塗装のイカれた時計があったりした。フロアの呼び込みに腕をつかまれて危険なので逃げ出す。
昨日の土産物系の屋台でもそうなんだけど、こういう場所の値段はあってないようなもので、日本人と見りゃふっかけてくる。よって値引き交渉をしないとやっぱり日本人はアホだとかカモだとか思われる・・・・・・んだけど、元々私は会話でのコミュニケーションな苦手かつ面倒なので、こんなのはもう苦痛でしかない。だからこういう場所は嫌いです。ちゃんと値段が出ていて値引き交渉しなくても、さほどみっともなくない場所の方が好きだな。いや、いいんですよ、現地人との交流こそが旅行の醍醐味だって思っている人は多いでしょうよ。でも私は違うんだもん。コミュニケーション至上主義じゃないもんね。
それにしても行く先々でシッコが近い。寒いからか? あるいはお茶などに離尿作用の強力な成分が含まれているのか。そうそう、男子トイレの小便器に次のような標語が書いてある。「前進小一歩、文明大一歩」これは名言ではないか。日本なら「一歩前に出て下さい」と書いてあるところである。(便器から離れてシッコをすると、下を汚しやすいのです)

|

北京11月29日

午前中は仕事の打ち合わせ(仕事で行ってるのだぞ)。
昼は「東京飯店」という中華料理の店で、黒酢の酢豚を食べた。うむむ、700円ぐらい何だけど、肉がデカい。シューマイもデザートも付いている。肉は一度揚げてあってカリカリ感が残っててうまい。こりゃ日本で食うと1200円ぐらいしますな。Pekin01
それから地下鉄に乗って、故宮に行きました。有名な天安門広場と天安門の毛沢東んとこで記念撮影。
Pekin03
それから、天安門をくぐって端門、午門と続くんだけど、門というより建物で、それぞれの間にすげー距離がある。かなり歩いて、午門がやっと故宮の入口。この門も大変デカいんだけど「門」なんだよね。中に入ると人工の水路と渡る橋が並んでいる。それから太和門をくぐると、だだっ広いところの向こうに太和殿というメインの建物。これもデカさに仰天。
Pekin02
装飾もケバい。建物はその後ろに中和殿、保和殿と続くんだけど、色彩も装飾も似たような感じで(よく言えば統一されていて)、見ているとだんだんどうでもよくなってくる。
そういえば石の階段は必ず真ん中が龍の装飾のスロープになっているんだけど、そこは皇帝だけが通るのを許されたんで、今でも通れない。装飾だけは見ることができる。
あと、そこらじゅうに火事の時のためのデカい水瓶が置いてある。今はもちろん水が入っていない。
Pekin04
保和殿の向こうも広い道があり、その向こうがまたなんたら門となんたら宮。それを抜けると御花園という庭園・・・・・・なんだけど、建物に比べると庭のスケールは小さい感じだ。その向こうの門を抜けると故宮の反対側。右に進んで売店を見て、大したものが無く、「珍宝殿」という宝物館に入ろうとしたら入場券が別で入れず。バカ長い通路(壁と壁の間)を戻り、出口へ。とにかく全体的に大スケールなんだけど、同じ感じの建物がドカドカ建っているんで、そんなにそこここで劇的な変化がある感じじゃない。内装も人がうじゃうじゃいてあんまり見てないし。ん、そうだ溶岩のオブジェみたいなのがあったがありゃ何だったんだろう?
それから歩いて「王府井」という繁華街へ。なんとかという小道には、串焼きの屋台がうじゃうじゃ並んでいるんだけど、仰天したのはサソリ(小さい)10匹ぐらいの串刺し。うえええええ動いてるよこれ。生きてるよ。食べるのか、これを? ここで何か食べたいのは山々だけど腹を壊しそうなのでやめた。土産物系の屋台は日本語での呼び込みがウザい。「見て見て」とか「安いよ」とか、値段を聞いてみると。日本人だと相当ふっかけてくる。しゃべるのも面倒なんで、私は他の人の陰に隠れてコソコソ逃げてた。
そうそう、他の人で偽札が出ました。北京じゃないけどキャッシュディスペンサーで出ちゃったらしい。本物は紫外線を当てると数字が出るんだけど、その札は出ない。でも見た目は同じだし、透かしも入っているし、すげーよくできてる。
晩メシは羊肉のしゃぶしゃぶの店。5人で行ったけど4人前で注文。それでも十分な量だった。ごまだれは独特で濃い。
Pekin05
スイカが出たけど、こっちの水道がヤバくてあたる人が出るというので食べず。「純生」とかいうビールは相当飲んでも酔わないんで、見たらアルコール3パーセントぐらいだった。
Pekin06
みやげにお茶を買ってホテルに帰る。それにしても外国のホテルの低い浴槽にはウンザリ・・・・・・というか、確か去年泊まったディズニーランド近くのホテルもこんな感じだったかな。グローバルスタンダードってやつ? でもこればかりは日本の深い浴槽の方がいいけどなあ。

|

北京11月28日

成田まで行くのに、京成線の特急(有料ではない)を使ったんだけど、これが混んでてほとんど座れない。そうか、土曜日だったんだね。妙に時間がかかってるような気がしたもんだ。いやもう成田は嫌いだね。都心から遠すぎるぜ。それから空港に着き早速チェックインするつもりで、お、空いてるなあと思ったらそうでもなく、カウンターで20分ぐらい並ばされる。最近はパスポートの電子データを読み取って、それを予約側の入力データと照合するんだぜ。
格安航空券だからメシなんか出ないだろうと思ったら、出た。鶏の照り焼きどんぶりみたいなの。あとサラダ。
中国に入国するのに、入出国カードと、健康状態のカードを出す必要があるんだけど、入出国カードはガイド(図書館で借りた)にサンプルがあった。健康状態のヤツは「廃止されたので」と書いてあり、フォームだけ出ていて何をどう書いたらいいのか出ていない。インフル流行で復活してるんだぜこのカード。使えねえなあ「地球の歩き方」。
それで夜10時に到着。さあドキドキものだぜバカでかい北京空港第3ターミナル。降りたら途中で健康カード記入台があって、日本語のサンプルもあったので、そこでせっせと記入。他の客は全員先に行ってしまい、私が最後の一人状態。健康カードを窓口のねーちゃんに出したら、何やら言うので何かと思ったら「行ってよし」のしぐさ。どうやら「クリア」と言ったらしい。中国語なまりの英語じゃ分かんねえよ。入国審査も特に何も言われず通過。それから出口まで空港内に電車があるんだぜ。それに乗って出口。出たら待っている連中がうじゃうじゃ。ここから先、「白タク」というヤバいタクシーの客引きに山ほど言い寄られるんだろうなあ、と思っていたらタクシー乗り場まで誰にも会わなかった。遅かったからかな。客も少ないし。正規のタクシー乗り場でも真っ黒のヤツはヤバいので、赤かツートンカラーのに乗ること、という情報があったが、見たところみんなツートンカラーだった。指示されたタクシーに乗ろうとしたら気のいいニイちゃんで、荷物なんかわざわざ入れてくれた。あと、車のドアがうまく開かない。日本のような自動ドアかと思ったらもちろん違う。ニイちゃんが開けてくれた。
そしてホテルに到着。先に来ていた部長が出迎えて、カウンターでの交渉もしてくれた。とはいえ早口の英語であったもので、相手もなかなか難しいようだった。
ホテルの部屋にパジャマでもあるかと思ったら無いんだこれが。遅いのでさっさと就眠。こっちは深夜12時過ぎだけど、日本じゃもう1時過ぎってわけだ。なんか寒いので、キングサイズの布団を二つ折りにして使用。これでも大きさ十分。とはいえ、なかなか寝つけず。

|

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »