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2010年2月28日 (日)

ルノワール展(国立新美術館)

土曜の朝だが混んでるかな? 長谷川なんちゃらよりは空いてんじゃねーかな。行ってみたらまずまずの混みよう。

しかし、莫大な期待をしていったらややハズされる。なんたって、オレの基準は六本木ヒルズで見たフィリップスコレクションの巨大なヤツと、ブリジストンで見た緻密な肖像画だもん。ちょっとやそっとじゃ感動しねえ。

とりあえず始めの方がよい。「アンリオ夫人」はまずますで、それより「新聞を読む、クロード・モネ」のウマい描きっぷり。「団扇を持つ若い女」はさすが目玉だ。この色は印刷じゃ出せないのでちゃんと見ておこうね。「プーシヴァルのダンス」は名作だけど何度も見ている。ここからしばらくロクなもんが無く(といってもまあ全てルノワールですからちゃんと見たい人は見なさい)、すっとばして「身体表現」コーナー。ほとんど裸婦。1887年の「浴女」が珍しくピチピチしているのと、一番右の「すわる水浴の女」のデカい腰がいいな。いろいろいるんだけど、なんちゅーかもう、裸婦もだいぶ見て麻痺しているもんで極端なヤツじゃないと新鮮味が無い。それより諸君、色付きのヤツラに惑わされず、ここはひとつパステル画の「勝利のヴィーナス」を見るべし。このプロポーションこそがルノワール好みだぜ。おっと、今見たら中央の「水浴の女」も結構ピチピチしてるな(そんなんが鑑賞の基準かよ)。

それから光学分析(赤外線当ててみるとか)のビデオとパネル展示があるが、オレにはどうでもいい(いかなる重要な事項であっても自分にとって関心の無いものは切り捨てるってのがオレ様の鑑賞美学だぜ……って、それがどうしたのか)。なんか見てズガッとくるヤツはないのか? 「花と装飾画」のコーナー。まあ、花より肖像の方がいいよな「テレーズ・ベラール」「縫い物をする若い女」とか。それから舞台画みたいなのが並ぶ部屋。部屋に装飾があるってことは作品に自信が無いのじゃ……うん、冗談。でもどんなのがあったか忘れた……って、今ポメラで現地書きだぞ……ってなんでポメラで「ポメラ」が変換できねーんだ? まあいい。うん、ここにもいい感じの裸婦があったよ。それから「ファッションとロココの伝統」コーナー。名作「レースの帽子の少女」がある……って再会、いやついこないだ見た。ポーラ美術館所蔵だな。「水浴の女」も同じくこないだ見たぞ。「野原で花を摘む娘たち」と「りんご売り」はいいね。

出口ではグッズが山ほど売っている。複製画もあるが、中には目が腐るようなひどい色のもあり……「団扇を持つ若い女」なんてもうボートクだろこれは。なるべく見ないこと。印象が壊される。

火休4月5日まで。全体的に中の上ぐらい。

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2010年2月26日 (金)

ええええ

会社帰りにルノワール展行きたかったんだけど、仕事が忙しくて行けず。マジ朝から晩まで頭髪が抜けそうなほど時間に追われているではないか。のんびり仕事してえなあ。世の中には、時間に追われてあくせくしているのを、ポジティブにとらえ、というかそういう状況に対して自ら燃えあがり、充実した人生を送っていると思っているブチョみたいな人もいるんだけど、やっぱ、なんか異常だよこれは。

グレッグ・イーガンの「ディアスポラ」という作品が難解でなかなか進まないし終わらない、と同時に進むのと終わるのがもったいない。それくらい、ひさびさに驚異的なSFを読んでいる。こういうハードなセンス・オブ・ワンダーにいると、ケータイ小説サイトに「SF」というジャンルがあるが、そこにある作品のまあぬるいことぬるいこと。SFじゃねえだろそれは、みたいなのが多過ぎる。

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2010年2月23日 (火)

にちようのろうどく

ひさびさに梅島のオープンマイクに行き……今年初の詩のイベントですな。でも読んだのは詩じゃなくて絵本「3びきのやぎのがらがらどん」であった。子供達には大人気、でも大人が読むと「なんじゃこりゃ?」という感じの内容。ただ、この本はやはり「読んで聞かせる」べきものであると思う。小さいヤギから大きいヤギへの段階的な表現は、コントラストがあればあるほどよい。音楽と同じようなもんで、表現に理屈はいらないんだなあ、とか思う。

もう一つ、いずれどこかで読みたいと思っているのが宮澤賢治「オツベルと象」。これも、内容は「ん?」なんだけど、最終章の文章の勢いはものすごい。これも「読んで聞かせる」べきものなのだ。

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2010年2月21日 (日)

サイバーアーツジャパン展(東京都現代美術館)

例によって客が少ない東京都現代美術館。美術を愛好する私だが、さすがにこれだけの大規模施設が都民の血税をつぎ込んでガラガラ、というのはマズいんじゃなかろうか。まあ、オリンピック招致よりゃあマシだが。

内容はメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ」が三十周年だそうで、その記念に日本のメディアアートを紹介するもの。前に、ダメな企画は解説が多い、と書いたが、今回は逆に解説が少なくて何をしたい作品だか分からんのもある。まあ、近くに解説員がいるんですが。

だいぶ前に流行ったポストペットの部屋があり、記念写真を撮れる。LEDライトのボタンが縦横に並んで音楽ができるTENORI-ON、これはICCにあったな。欲しいけど高そうだ。それから明和電機の楽器類。手に取って遊べるのも置いてあるぞ。それから磁性流体を使った……丸いピラミッドみたいなのにトゲトゲが流れてくるの……って書いたって分からんよな。まあそんなインスタレーションがある。それからヌイグルミの目にカメラをしかけ、街の中に置いておいて、人々の反応を見るという作品。面白いぞ。タイプライターで字を打つと、モニターになっている紙に映し出され、虫が食べに来るという愉快なヤツ。あと3D映像があって数分だけど立ったまま見てたら気分が悪くなり……って、やっぱ「アバター」ダメじゃん。

地下のデカい吹き抜けには、巨大な空気人形が浮いてる。スイカかパスモをかざすと、経路が星座になるので、椅子に座って上を見ててね、とかいう作品があったが、よく分からなかった。窓際に周囲の環境(外光かな)によって変化して動くのとかある。あと、マン・レイの、メトロノームに目がくっついてる作品の、目のところを大量の木の葉にして上から落とす装置があって。これが一番面白かった。葉はしっかりまとめて束ねて入れないと、装置に入れにくいぞ。

それからまた部屋に入って変なテクスチャのCG生き物。おなじみ野村仁の、宇宙から見た月で音楽とか、月の模様で音楽とか。宇宙ステーションでのアート実験があり(こんなんが企画されているのね)、無重力で球になった水に墨流しとか、無重力で粘土作るのとか、LEDおもちゃをグルグル回転とか。それからネット上の「神」を全部「ゴット」に変換しちゃて流していくヤツとか。うん、全体的に少ないと思ったが、なんだかんだでいろいろあるね。

月休3月22日まで。

さて、美術館はメディア室が無くなっていて、地下のレストランも違うのになっていて、売店がナディッフの営業になった。うん、まあ、民間企業が入ったところでここは経営厳しいぞ……っていうか、そろそろマジ閉鎖じゃねーか? あるいは夏休み企画(ジブリとかディズニー)でどうにか救われているのか?

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2010年2月20日 (土)

「モテ美」再開だぞ

ケータイ小説でしばらくお留守にしていた「モテる美術鑑賞」フリーペーパー版を再開。例によって中野タコシェと新宿三丁目の模索舎に置いてきた。さあ、今回は何かな?

模索舎で冊子版の方が売り切れているみたいなので、次回また置いてこよう……って次回はいつだ? いや、今度は一ヶ月後とかにした~い。

それにしても、最近このブログあんまり書いてないよな。美術館に行ったときぐらいで。こちらももっとせっせと書かなければ。

我がケータイ小説の読者数を増やそうと考えていて、とりあえず、人様の読んで感想などを書かなければこっちも読まれまい、と思い、いろいろ読んでいるのだが、あまりいいのが無い。まあ、現代詩フォーラムと同じく、敷居が低い分玉石混交というやつですか。こちらもなんとかしなければ。

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2010年2月16日 (火)

「ダイエット魔法少女LFC」第1部10話完結

ということです。

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=tkino&BookId=1

ケータイ小説として作りましたので、携帯から以下にアクセスしてもよいでしょう。

Lfcqrcode_2 

ひつまぶしもといひまつぶしにゃもってこいだべ。相当品の無い回もあるので、注意して読まれたい。

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2010年2月14日 (日)

菅原健彦展(練馬区立美術館)

近場なんで行ってみた。作品は6点出ていて、2点は入ったところの壁で、4点が展示室。2点のは巨大だけどイマイチ……なんだけど、2階から見ると金箔とか使ってて凝ってはいる。4点は「新宿風景」「首都圏境」「黒い船 端島」「246」というもの、なんか堂本印象みたいだなーと思いつつも、都市的なテーマが新鮮だ。「新宿風景」がよい。都会のキラキラと、高速道路ジャンクションの縦横無尽だよな。「首都圏境」はちょいパースがかっているのと、散りばめられた鮮やかな青い色がいい感じを出している。「黒い船 端島」は、この手はザオ・ウーキー以上の奴はいないと思っている俺にゃイマイチ。ただ、離れて見るとなかないい。246は道路か車の流れと思える線が今風だが、これこそ堂本印象っぽいか。

今日で終わりなのだ。

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2010年2月11日 (木)

札幌2月10日

長い夢を見てたが忘れた。とにかく寝不足もあって朝まで爆睡。

昨夜、ホテルの地下に大浴場があったので行ってだな、朝はバイキングのメシがあるので食いに行き、その後気がついたのだが……部屋がオートロックじゃねえっ! 開けっぱなしで出てきちゃったやん。危うく盗難に遭うところじゃ。

熱は伝染ってなかった。やれやれ、北海道で発熱ダウン救急車入院なんて嫌でちゅ。とりあえず、トイレ(大)も済ませて出発……って、8時かよ。出張にしちゃ早いぜ。

午前中は車で高速に乗せられ、行った客先でほろ苦い目に遭い、その後また高速に乗せられ、時間が無いので途中のサービスエリアで昼メシを食う。ソースカツ丼。味は普通。次の客先ではまあまあの成果で、3時半頃終わってそのまま空港へ。早めのメシはラム肉のジンギスカン風。要するに野菜の上に肉が乗っているのだ。付け合わせのフライドポテトがうまかった。うん、まあ、これもこっちじゃ普通なんだろうなあ。東京の、冷凍解凍フライドポテトが当然の食生活をしていると。ポテトの甘みがしみるぜ……昨日「分からん」とか書いたけど、誰でも分かるわこの違い。

メシが済んで、土産を購入。会社にクッキーと、子供達には夕張メロンプチゼリー……って、これ前うちにあったな。まあいいや。あ、これ合成着色料使ってんだった。まあいいや。買っちゃったから。手荷物検査場が混んでいる。超重いノートパソコンを出すのがめんどくせえけど、出すんだって。あと、ペットボトルは引っかかるので持っていた茶を無理して全部飲んだ……が、ペットボトルは検査機があったんだなこれが。乗って離陸して飲み物サービス。スープをオーダー。そうだよスープってのがあるんだよ。

着陸後帰宅。おしまい。

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札幌2月9日

前日は風邪気味の上の娘4歳が布団の中で夜遅くまで起きていた上、その後起きてバタバタと用意し、下の子の爪は切れず、なおかつ夜中に上の子がこりゃ発熱してんじゃねーかという熱さで、こっちもモンモンとし始め、てんで寝れない。自立訓練法でどうにかごまかし、4時には既に目が冴えていて、起きて早めに行くことにしたものの、なんとマフラーが行方不明。結局一人で大騒ぎをしてたら妻が起き、自分のマフラーを貸してくれた。上の子も起きてしまった。

朝飯を食わずに出発し、空港に着いたら、それなりに余裕がある。飛行機で寝たいのでカフェインを取る気は無いので、売店のスープを探したが無い。結局自販機の缶スープじゃ。それと、昨日買っておいたカロリーメイトな。飛行機の中で、ブチョに資料を見ておくように言われてるんだが寝たいので却下。どうせブチョは東京だから会わねーし。
乗って出発。機内は、飲み物サービスだけ。前はナッツぐらいのおやつがあったし、その前は朝の軽食ぐらい出てきたんだが。それで、そんなに眠れなくて、飛行機が着陸に近づくと、地面が見えてくるんだが、一面の白つまり雪だ。

こりゃもしかして……寒いんじゃねーか?(当たり前じゃ)

降りたらやっぱり寒い……んだけど、気温は1度で、これは今時分の札幌としては暖かいんだってさ。現地の営業と合流。午前中に、子供が38度で保育園を休んだと連絡あり。うひー。

午前の仕事が終わり、昼はラーメンの「すみれ」というところで味噌ラーメンを食す。うむ、うまいぞ。濃厚じゃ。でも、行った南3条店は観光客向けマイルドで、本店はもっと濃いんだと。あと、有名な「時計台ラーメン」はこっちとしてはイマイチな部類に入るらしい。

午後の仕事の途中で、雪まつり会場を車で通過、おお、デカいんだな。ヨーロッパの建物やら、「ちびまる子ちゃん」のデカいのがあった。会期が終わったら放っておくんじゃなくて、ちゃんと片づけるそうだ。危ないからね。

午後の仕事が終わり、軽く飲み屋に。石狩鍋の小さいのとか、こっちの牡蠣の異様に巨大なのとか。食べ物はみなうまい……というか、こっちの人にはこれが普通だそうで、東京に行って食った時に、東京の食い物のまずさが分かるんだってさ。ふっ。とにかく大根からしてこっちは違う。ちゃんと味がある。ジャガイモもそうである。冷凍しているとすぐに分かるらしい。オレは分からん。

その後ホテルに送ってもらった。それから雪まつり……に行く気力も無い。会場からホテルが遠いのと、雪が降っているのと、子供の熱が伝染ってたらどうしよぉ、という不安からじゃ。いいんだよそんなに見たいもんでもない。

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2010年2月 7日 (日)

こうえんじなど

高円寺でミニコミのちょっとしたイベントがあったので行ってみた。前から入手したかった小林絵理子さんの「和解」を購入。買ったらすぐに帰るつもりが、その場に模索舎の代表(?)の方がいらしてて、ミニコミの歴史の話やら貴重な資料を見せてもらうやらで、えらく充実したひと時、おお、やっぱケータイ小説じゃなくて、ミニコミだよなあ、とか思ったりする。我が悲願であるかの「0点」復活はやっぱり今年がいいんだよなあ。なんたって「201000」というナンバーが使えるし。でも、今、家では暗闇でしか作業ができん。しかも子供が寝たあと布団から出るってのはキツいぜ……って、その程度で頓挫してちゃいかんよなあ。

それより、ホームページで使っているYahooのアドレスにスパムが来るようになった。アドレスは画像表示になっているので、読み取れたとは思えん。流出しやがったのだ。ええい変えなきゃいけないじゃないか。

……と、今確認したら、仕事とかで使っている全く公開していないアドレスにまで同じスパムが来やがった。おいおい大規模流出じゃねーか。

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2010年2月 3日 (水)

うれしはずかし

最近「懐メロ」ばっかし聞いている。池袋の新しいブックオフで、おお、これ前から探してたんだよね、というCDを買ったりしたのです。その一つで角松敏生の「T’s 12 INCHES」。おお、我が80年代の輝ける和製ダンスミュージックの超傑作……うむ、今のお子達には、こういうシンセをバリバリ使ったりするのは、ちと古い感じなのかなあ。あと、日本語ラップを普通に使う人が増えたので、英語ラップをガンガン使っちゃうのは、今の感覚だとちと恥ずかしいかも知れん。でも、オレ的には、近頃そこらで流れている音楽より全然エキサイティングだと思うんだけどなあ。あと大沢誉志幸の「LIFE」なんていう、これまた'80のアルバムを買ったりしている。

当時、今は亡き祖父に、なんで最近の音楽を聞かないのか、というようなことを言ったことがあるのだが、やっぱ人間みなそうなっていくんかのう。齢にゃあ勝てんのう。

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