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2012年12月 2日 (日)

アノニマス・ライフ(ICC)

サブタイトルが「名を明かさない生命」ということで、アンドロイドみたいに名前が無いけど生命だ、みたいなものの、アートからのアプローチ。私は近頃、ライフ・ゲームやらセル・オートマトンといった人工生命シミュレーションに興味があるので、ちょっとこれも行ってみたわけです。

入口で「刺激の強い作品がありますので」と言われる。なんじゃと思いつつ、とりあえず入ると、最初は有名な映画「メトロポリス」の紹介があったりして、次の部屋でやなぎみわの写真「案内嬢の部屋」といったもの3つほどで、前もどこかで見た。一応個性を喪失した女性達が並ぶとか集まってるとかいう意図の写真なんだけど、何かこう制服姿の若い娘が集結しているのは……意図はさておきイイよな。ウキキ……えーと次は「米朝アンドロイド」で落語家の桂米朝そっくりロボが座っている。うわ、これか刺激強いって。しぐさまでモーションキャプチャーで再現しているので、何とも生々しい感じがある。もっとも実際の落語と合わせて動かしている映像作品もあったけど、こっちはさすがにロボだなあという感じがする。まあ、遠目ではそれっぽく見えるけどね。次は渡辺豪「アエウム」でCGで作った顔が壁一面にドカーン。うわわっ、これだな刺激強いって。動いているのはまあいいとして、これ突然血を吐くとかそんなことしたら心臓止まっちゃうぜ。幸いそういうショックな展開はなかった(私が見ている間は)。次はオルランの「これが私の身体……これが私のソフトウエア……」何かというと自分の顔をキャンバスに整形しまくるパフォーマンス。体張ってるぜっ。その写真。これが皮膚が痛んでるとか血がちょっと出てるとかで刺激強い警告が貼ってあるもの……なんだけど、ある意味前二つの作品の刺激が強いもんで、これはまあ「痛い」ぐらい……かといって、私も近づいて凝視するほど度胸はないのじゃ。次、スプツニ子!のインスタレーション。この人名前はよく聞くんだけど、何やってるかよく分からないの。で、期待して見てみたら「菜の花ヒール」というヒールの底に種を仕込んで歩いて撒くという作品。ヒールそのものと花びらインスタレーションと歩いている映像。うむなるほど。次は「カラスボット☆ジェニー」と「生理マシーン、たかしの場合」。前者はカラスとコミュニケーションか何かの映像作品で、後者は女装したい人が女性の月経まで見に付けようとする映像作品なんだけど、どっちも見ても何やってるかよく分からんかった。すまん。それから次の人は誰だったかn、なんか人工足のモデル? それから高嶺格「Ask for a Trade」。外国の……あれ、どこだっけな、どこぞで着ている服を取り替えっこするロード・ムービー(っていうのか?)。でもこれ横浜の個展で見たっけな…… 最後は毛利悠子「fort-da」これは何かの装置で、環境の変化で動いたり音を出したりするエコっぽいものだと思うんだけど、解説がないから分からんかった。すまん。

というわけで、生命シミュレーションっぽいのは無かったけど、確かに刺激はあった。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2012/AnonymousLife/index_j.html

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