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2013年2月 2日 (土)

アーティスト・ファイル 2013(国立新美術館)

そんなわけで先週に引き続き新美へ。何かズガッとくるものないかいな。これといってテーマを決めずに、内外問わず今時の人を集めているそうな。

最初はヂョン・ヨンドゥ。韓国の人。子供の描いた奔放な絵をそのまま現実の写真で再現した、明快にして驚きの作品。人が飛んでいたり、変な格好していたり、変な部屋だったり。幻想写真みたいだけど、子供の感覚を通してどこか現実とつながっている感じがイケる。これでつかみはオッケーだ。隣り部屋の老人の思い出語りを再現するビデオも面白い……んだろうけど、時間かかるのであまり見てないのだ。次、東亭順。使い古しのシミを目立たせたシーツを使ったデカいインスタレーション。シーツには使った人だけのドラマがある……んだけど作品としては微妙だ。それからシミのついていない部分の模様を無数のピンで壁に描くのもある、これらは意図が分からないとなんとなくデカい展示なあで通り過ぎちゃう。うん、解説読んだの後だったから通り過ぎちゃったんだボクは。次、圀安孝昌。陶ブロックと木材を使った巨大インスタレーション。入って思わずうぉおおっ。うん、好きだよこういう仰々しいの。入っただけでそこはもう異空間さ。次、中澤英明。子供の顔がいくつも並ぶ。カワイイと言えばカワイイけどちょっと不気味でもある。なんか味がある作品群だね。次は利部志穂……ボクの苦手な雑多に色々置いてある系。ワイヤー張って天井が低くなっているから空間としては面白いが。とにかく足元注意。何を蹴っ飛ばしていうか分からない。隣に映像作品もあったよ。

次はナリニ・マラニ。インドの人。えー……絵があります。あと、透明な円筒形4つに絵を描いてぐるぐる回して壁にアニメーションの光で投影する、という大型インスターレーションあり。アジアテイストがいいよな。次は再び中澤英明。また子供の顔の絵……おおっと、なんと一つ目小僧がいるではないか。唐突すぎて面白い。この一つ目小僧、ちゃんと立体視ができるように、目立は二つあるんだよ。それが真ん中でくっついているのだ。次の志賀理江子は住んでいる北釜海岸というところで撮った写真。展示が迷路みたいで面白い。最後はダレン・アーモンド・最初に大きなインスタレーションがあったが、母親ものだったんでイマイチ(母親への想いを使えば人の心の琴線に触れるのは割と簡単。ただ、逆にちょっと安直に見えちゃうもんでね)。次が風景写真で普通っぽいのでスルーしちゃったんだけど、なんか月光写真だったみたいね。もっとちゃんと見ればよかった。

かような鑑賞にならぬよう、解説をよく理解し、意図を汲んで見ましょうね。
http://artistfile2013.nact.jp/

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