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2013年9月 8日 (日)

ミケランジェロ展(国立西洋美術館)

えーあの大ミケランジェロでどんだけのもんが来るのよ。と、さほど期待はできないししてないが、でもミケちゃんだから行ってきた……まあ、あんなもんだろ、という内容でしたな。

最初に誰かさんの描いたミケランジェロの肖像。それから何か記念品みたいなヤツがいくつかあり、ミケランジェロの「食べ物のスケッチと3種のメニュー」っていう食ったものメモみたいなのがあり、ミケから誰それさんへの手紙があったりして、なんだかどうでもええなあ……で、ここで目玉の一つ「レダの頭部習作」ふむふむ、まあこれはそこそこの、リアルさが光る逸品と言ってもいい感じ。これをもって「これええやん、ミケランジェロ展イケますやん」と企画者が言ったかどうか知らんが、そのくらいのもんではある。まあ、所詮習作なんだけどな。隣に誰かが描いた模写というか油彩カラーの「レダと白鳥」があるけど、比較するとやっぱ顔がうまくねえな、ミケうめえよなとか感じちゃう。

えーそれからシスティーナ礼拝堂の天井画の、習作の習作の習作みたいなゴミ箱に入ってそうなメモが何点も出てまんねん。いや、そりゃあさ「大天才の創作のプロセスを垣間見る」とかいう言葉を添えりゃあそこそこ見れるんだろうけどさ……「ああこれって素晴らしい!」と感じるほどオレはおめでたくねえよ。それから印刷の悪いカラーコピーが……えっ? リストを見たら模写か? 分からんちゃんと見てなかった。それから模写したモノクロ版画。まあ、これは一応デキはいいよ。

地下に行って、ここに陶器での複製でおなじみの大塚国際美術館(一度は行きたいねえ)にあるシスティーナルームの原寸大複製から一枚。うおおデカい……すげえな。これはバチカンで本物を全部見たら失神しちまうな。隣の映像コーナーではシスティーナの4Kカメラで撮った映像。あー今回これが一番よかったね。きれいだじょ。でも4Kで映し出すのは9月13日からで、それまでハイビジョンに変換した映像だって……って、間に合わせろよバカヤロー! まあハイビジョンでもきれいだったけどな。

えー上に行って建築図面とか(なんかどうでもいいや)。最終章は「ミケランジェロと人体」というコーナー。ここで15歳で作成した「階段の聖母」という浮き彫り……ごめん、なんか普通だわ。当時としては何か画期的なのかもしれんが。それから「最後に残したかったもの」ということで、ものは言い様だけどな、晩年の彫刻作品「キリストの磔刑」ううむ、未完成な上に小さいもんで、これ見て何かを感じてくれってのは無理があるんでないか。それから最後が「クレオパトラ」という肖像の習作か、これ裏にも絵があったって新発見! ……見ると確かにある、あるってだけの顔の絵な。あーこれ失敗しちゃったからこっちにクレオパトラでも描くかあ……みたいな。

こないだのラファエロやダ・ビンチの展示レベルにも行ってない。まあミケランジェロならこれが限度か。がんばっている美術館の人を応援したい人は行ってみて。あと4K映像でも見て楽しんでくれ。あー、あと常設のコルビュジェ特集はなかなかいいぞ。
http://www.tbs.co.jp/michelangelo2013/

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