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2014年3月23日 (日)

VOCA展(上野の森美術館)

何か目新しい人でもおらんかなと、こういうところに行くのはなかなか好きだ。「新しい平面の作家たち」だって。VOCA賞って賞があるんだよ。

目についたのを並べると、徳山太郎の二つの顔がキモくて面白い。佐藤春菜のシカのケツはよく分からんけど目にはつく。田中望の「ものおくり」というのがVOCA賞。うむなるほど、賞取るだけある。中央で踊るウサギ達が面白い。それを囲むクジラと、うーん、なんだ、何かだ。日本画のマチエールもいい。寄って見てよし引いて見てよし……ただ引いた時の全体印象は今一つのところはある。中央がどうも整ってないのだ。踊るウサギの群れを描いてるんだから致し方ないんだけど。しかしこう見ると遠藤彰子の大画面の描き方ってやっぱ凄い。全体構成から何百枚も描いて入るんだもんね。阿部未奈子。グラフィックな風景にはスタイルがある。なんかオペラシティで見たような気がするな。炭田紗季のリアル洋風七福神。普通に面白い。大小島真木。図象というんですかねこういうの。曼荼羅? とも違う。いやでも、なかなかいいよこれ。

2階へ行って臼井良平。結露とティッシュ。これはなんじゃ? 紙に陰影をつけてティッシュのように見せたってことか? 平川恒太。黒のわずかな濃淡というか若干の質感の違いだけで絵にする。死屍累々。これ元ネタはフジタの戦争画? 橋本聡。携帯番号だけを提示するコンセプト技。こういう場所でいきなり携帯番号だけを突き付けられた時の君の反応そのものが作品だ。これってかけていいの? いかんの? かけたら誰か出るの? この番号について考えている間は、君はこの作品の一部なのだよ。大橋秩加。うん、いいよ。塔と女の子達。顔を見せないのはあえてだろうけど。あーあと、ポエムが無ければもっとよかったな。 

500円だからふらっと寄ってみてもいいですよ。
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/main/voca/2014/

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