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2015年4月20日 (月)

高橋コレクション展(東京オペラシティアートギャラリー)

サブタイトルが「ミラー・ニューロン」だそうで、前の「ネオテニー」ん時もそうなんだけど、またわけのわかんねー横文字持ってきちゃって~ とはいえ、高橋コレクションは今時のウケのいい、インパクトも十分な現代アートが揃っているんで、現代アートはつまらんし難しいんじゃねーかと思って敬遠している向きにも、とりあえずコレってことで楽しめるはずじゃの。

最初に草間彌生の部屋。ブツブツの気持ち悪いのが多いんだけど、「カボチャ」はデザイン的にも割と普通に見れる。「シャロン・テイト」という題の絵があって……はあ、あのシャロン・テイトかい。あと「森の中に立つ女」というのが結構ビョーキっぽさを感じさせるね。それから、おお、世界の村上隆だ。初期の「ポリリズム」とか出てるんだけど、これはあんまりパッとしないんだよね。でも、何でコレクションで持ってるんだろう。有名になってから所有したのかな。もし、後の活躍を見越して持ってたんならそりゃスゲエ。「ルイ・ヴィトンのお花畑」がやっぱり「らしく」ていいよな。Mr.って人のマンガ少女の絵があり、ああ、これカイカイキキ一派の人かな。ちょい病みな感じ。それから……そうそう、有名な奈良美智がある。これは普通っていうか何度も見てる「あの」感じ。それから、鴻池朋子があるね、エロい脚だね。でも足以外は狼(?)に包まれてて見えないのね。オンナの絵だなあ。森村泰昌のモナ・リザに扮した自分撮り。中に赤ちゃんがいたりしてちょっとキモい。「Doublonnage Dancer」とかいう花をまとった自分撮り、これ、もっと花をゴテゴテと悪趣味にやってほしい。そうだ、レオン・フレデリックのあの絵みたいにさ。小沢剛……どうもその、この人名前よく見るけど何が凄いのかよく分からんの。あと、なんだこりゃなんでこんなもんがあるんだ、と思ったら横尾忠則で。横尾作品もなんか自分と肌が合わない。あと、有名どころもいくつか、やなぎみわの女性集団写真とか、山口晃とか、おお、そうそう会田誠。そおっ、あのっ、「ジューサー・ミキサー」に何度目かの再会。もう見慣れてる。でも初めて見る人はきっとショーック! それより「美しい旗」ってのがね、私はつくづく、芸術家だからってサヨクになってほしくないんだよね(まあウヨクもだが)。会田誠はこういうのを描いても、右にも左にもちょっと距離置いてる感じで、そこがいいのだが。あとは、ポスターにもなっている。名和晃平「PixCell-Lion」。なんか凄い評価されてるみたいだけど、オレはどうも……あかん。透明ガラス玉も無数に組み合わせて動物を作る。ガラス玉一つ一つは透明できれいなんだけど、無数の集合体になるとブツブツにしか見えんの。お、舟越桂だ。それから加藤泉……立体人物も不気味だが、絵画がなんかより不気味人間みたいで怖い。束芋の、日本の部屋の模型とそこに映る動画の組み合わせ作品がある。うん、面白いよ。次の部屋…………う、う、うわあああっ。うぎゃーーーーーーっ!(そうだ、これから見に行く人はここに何があるか知らない方がいい。見えないように色を変えるから、読みたい人はカーソルで選択せよ) 巨人が襲ってくるうっ! 主題とか意図とか出来がどうこうよりプリミティブに怖い。西尾康之「Crash セイラ・マス」ってあのガンダムのセイラさんかい。ひでーなおい。でもちゃんとサンライズの許可も取ってある。が、どう見てもいろんな意味で「進撃の巨人」。腹もアレだもんなあ……それより素材の匂いらしきものも作品の一部みたいで香りもヤバい。さて、部屋を出て荒木経惟の写真、待て、どこかに蜷川実花の写真もあったな。それから池田学「興亡史」何度目かの再会で見慣れてるが、恐るべき緻密な構成の絵画。これも初めての人はガツーンとクるはず。町田久美の不気味絵もキモチイイよな。

有名どころも揃っている。みんなで楽しく行こう。
https://www.operacity.jp/ag/exh175/

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