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2016年8月 2日 (火)

会田誠展(ミズマアートギャラリー)

土曜に行ったもの。サブタイトル「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物の美しい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」で、ポスターというかイメージ写真が……これは安部総理か? 使っていいの? あと、このタイトルは岡倉天心の「茶の本」から採られたらしいが、「夢もう」ってのが何て読むか分からない。「ゆめもう」でいいのか? ちなみに青空文庫に茶の本があって見てみたのだが、「夢もう」とは書いてなかったが。
まあ、それはさておき、何があるのかな、と思って見に行くと……むぅ! こうきたか! と思わず感心。これは誰かやってるようで多分やってないよな。いや、なんでこれ今まで思いつかなかったんだ。という、少なからぬ驚きを行ってみて感じてほしいので、行く人のためにネタバレはしばらく改行しよう。








で、何があったかというと、はい、コンビニのプラスチックの弁当箱(柄もついているの)にですね、絵の具でペインティング……なら、まだ「おう、こういうのもありだな」というレベルで受け止められる。ではなくて、盛ってあるのです。ウ○コみたいに。色はいろいろなんだけど、とにかく弁当箱の上にひりだしたヤツが盛ってあり、壁に飾ってあり、それがたくさん並んでおる。ウ○コ色じゃなくても、なんか印象がバッチい。とにかく弁当箱の上ってのがポイントで、普通の板の上じゃあ、まあ印象も普通だったかな。多分、会田が思いついたか発見したか分からないけど、やったらあまりに効果的なのでノリノリでやりまくった感じ。色合いや質感については、そこは美術家だから、ちゃんと計算していて、マジ汚いのから、パールのような光沢を持っているものまでいろいろ、あ、あと茶室があって(「茶の本」から採ったからか)、そこの壁にも飾ってあるし、パールのヤツは床の間に鎮座している。これらをアートと呼ぶにはなんか抵抗のあるキッチュさで、かといってデタラメをやってるわけでも不真面目にやっているわけでもない。我々の感覚の嫌なところを突いてくるし、また、突いてこなければ、新しいアートではない。岡本太郎が喜びそうだ。

……まあ一回見ればいいかなって感じでもあるが。
http://mizuma-art.co.jp/exhibition/16_07_aida.php

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