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2017年1月24日 (火)

DOMANI・明日展 19th(国立新美術館)

文化庁新進芸術家海外研修制度の成果……なんだけどまあ近頃のイケてる芸術家を観に行くンダ……なーんて毎回書いているよな。もう1年たったのか。年々代謝が悪くなって1年が早くなる中年ド真ん中です。
何年か前に金券屋でえらく安くゲットしたことあるんで、定価で入るのはなんなんなんだけど、定価で入った。

最初の岡田葉はちょい不気味ホラーっぽくてラフなベクシンスキーって感じ? ムンク……とは違うかな。あれは不安だもんな。「みつあみ」なんかベク風。「運動」ってのがこれ少年か? なんとなく怖えよ。「観月ありさ」ってのがあるが、これが? 「何度聞いても名前を忘れる観葉植物」こうなるともう首と手足のない肋骨みたいに見えちゃう。「焼肉」は人肉に見えちゃう。次は秋吉風人。透明アクリル板に貼ってるセロハンみたいだけど絵の具だって。次、南隆雄。インスタレーション。実景を2次元っぽく加工したみたいな感じの映像。人とか魚とか蟻とか、生き物の動きがアクセントね。電球に彫刻してるのは、ん、まあなるほど。次は平川祐樹。ろうそくの炎の跡とか、倒された木とかのビデオインスタレーション。消えたものにこだわりあるっぽい。次は山内光枝。素潜り漁がテーマらしいインスタレーション。昔の写真を見ると素潜り女は裸だったそうで、今時の動画があるが、少し見た限りでは裸女出てこねえ。あと漁で使う……なんだこりゃ。網か? 違うな。なんかを使った展示。それから松井えり菜…………うえええなんじゃこりゃああっ! 顔いっぱい。自画像だが。エグい。複数の顔合体ものあり。グロい。「地球の中心で愛を叫ぶ」で風景と合体。鼻と目は分かるぞ。いやしかし、なんか味のえらく濃いスープをムリヤリ飲まされている感じ。「ヤバイリンゴ」はリンゴが自分の顔になってる立体。文字通りヤバイ。キメエ。これなら娘が小学校でもらってきた渡辺直美の青森りんごのコスプレの方がだいぶマシだンゴ。

通路、三原聡一郎。メディアアート。一つは植物と電子機器らしきものを使っているがこりゃ説明されないとよく分からないナ。もう一つは、どうも人工的な音を使って鳥の声のある空間を作ろうとしてるっぽい。

曽谷朝絵。絵の具ぶちまけたのかと思ったらパネル貼ってるのか。今井智己。ドイツ占領下のオランダの写真を使った……当時の写真家の……なんだ? よぐわがんね。写真はアウェー。池内晶子。ううむ……部屋が暗くてよく分からん。視力悪いの。真ん中に糸のぼんやりしたのがあるのは分かる。真横から見て、おっ、という驚きあり。次は保科晶子。粘土で布っぽいものを作ったぞ。「モノリス」はいろいろな粘土の塊だが……うーん、それ以上のものには見えんな。折笠良。結構見応えあるアニメーション。クレイアニメ「ペンタゴン」は、あの、ほら、高嶺格の名作「God Bless America」みたいな雰囲気だよね。「水準原点」は粘土が波うち字が浮かぶ。結構スゴいぞ。最後は金子富之。日本画だけどアジア風。それよりドローイングノートが壮観。ノートの時点で細密。なんか日本画作品よりイイじゃん。

以上。今回もエンジョイした。また来年。
http://domani-ten.com/

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