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2017年9月13日 (水)

そこまでやるか 壮大なプロジェクト展(21_21 DESIGN SIGHT)

大規模プロジェクトの一挙紹介だそうで、グッとくる展覧会タイトルで、前から気になってはいたんだがやっと行ってきた。出品リストのようなものが無いようなんで、メモ……も取るのが面倒になったのでチラシと記憶頼りね。

最初は大規模梱包でおなじみのクリストとジャンヌ・クロード。湖に100,000平方メートルの布を渡すのと、ドラム缶を大量に積み上げて構造物を作る「マスタバ」というプロジェクト。いずれも構想図などを展示。あとクリストのプレゼンビデオ……なんだけど長いから見てなくてな。いや、現地が一番おもしろいというミもフタもない事実はさておいても、布敷く方は実現したんだから写真ぐらいあってもよくねえか? ビデオの中にあったのかな。ドラム缶は実現してない模様。しかし、クリストとジャンヌの現物を一度は見てみたいものだな。

次、石上純也の中国だったかの教会プロジェクト。幅1.35mで高さ45mの……ったってピンとこないよ。構想図はあるけど。模型ぐらい無いのかい……と思ったらなんと展示室内の曲面壁かと思ったヤツが模型だった。なんちゅーか曲がった壁の隙間に入っていくような感じで神に出逢うんじゃ。その演出分からんでもない。

次は500人が入る風船……ってことで福島の復興プロジェクトの一つで、デカい風船状のコンサートホールだお。模型があるが外観は紫色プラムみたいでイマイチだ。でも内観はなかなかよさそう。何より、実際にミッドタウンにも出現するんだって。

淺井祐介の連続時間96時間とかいうプロジェクトだが、なんか泥を使ったとかいう絵なんだが、何がそこまでやるのかイマイチ分からず。パッと見、アウトサイダーアーティストのアドルフ・ヴェルフリっぽく見えますな。

ヌーメン/フォー・ユースのテープ21,120mの床。というものだけど、ビニールテープを大量に使って、曲面で囲まれた空間を作り上げる。展示室内にド目立ちするデカいもので、これは目の前で実現しているプロジェクトだ。順番で中に入れるぞ。オレも入ってみたが、結構頑丈にできている。ちょっとした異世界気分だ。子供の遊具になりそう。

ダニ・カラヴァンの長さ3,200メートルの彫刻……は構想図でイマイチ分からず。

ジョルジュ・ルースは重なる1°の奇跡……だがなんのこっちゃ。はい、これ無数の細い材木(だよな)を使った構造物なんだけど、ある一点から見ると、きれいな円形の模様が見える。この手は何度か見たことがあるので、ま、そこまでやるかってほどのもんではないが、見るものとしては面白い。写真も撮れるお。

これで全部かな、と思ったら隣のギャラリーがもう一つの会場。西野達の実現不可能性99%というものだそうで、この人は、観光地とかいろんなところをそのままホテルにするとかなんとか無理矢理な構想している。で、ここのギャラリーをカプセルホテルにしたものが、そのまんま展示。ちゃんと個室というかパーソナルスペースに布団が敷いてあって、タブレットも置いてある。実際に中の布団でくつろげるぞ(15分制限あり)。面白いのはテーブルセットの部屋やら給湯室までしっかり作ってあるのだ。最初このギャラリーの施設かと思ったら「展示品」とか書いてあるので、おお、これも作品かと思った次第である。

体験っぽいのもあってなかなか面白い。
http://www.2121designsight.jp/program/grand_projects/

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