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2018年9月 1日 (土)

加賀美健レトロスペクティブ(Parco Museum)

なんか近頃お上品なアートばかりでイヤになってるそこの君、ここらで一つ加賀美健。それにしてもこないだの「大Ah!!rt展」といい、デパートでの展示がなかなかハッチャケてきているのが面白い。老舗デパートでの日本画家展なんぞとはまた違う攻めの姿勢は注目していきたい次第である。にしてもアート系のサイトにも案内載せてくれお。なかなか気がつかないぞ。

で、加賀美健って初めて知った次第です。冒頭から鼻に指突っ込んでる人形の頭の「Smooth & Creamy」。あと顔を隠した人物のケツにバナナが刺さっている妙な絵「MILK MAN」。オリンピックの表彰台っぽいところの1から3位に、何やら銀玉が乗っている「Olympic Snot」……Snotって何だ? あとで調べたら「鼻汁」だと。かようにややバッチイ系でも迫ってくるがまだ序の口だ。シャンプーや石鹸の容器に文字が書いてある「Celebrities' poop」「Celebrities' pee」セレブのウ○コとシッコだ。あとパンティーとかも書いてあった。要するに結構しょーもないギャグみたいなのが連発。次に雑然と色々と置かれている展示台があって、どれもキッチュでウ○コものもある。

そういや全部撮影可能だ。俺は撮ってねえ。撮ってブログと一緒にレイアウトすれば、少しはアクセスも増えるだろうにめんどくさいの。
次にドローイングが並んでいるんだけど、どう見てもスヌーピーとチャーリーブラウンじゃないか。でも、かろうじてキャラクター権が引っかからない程度似ていない……いや似てるよな。これも結構しょーもないことをしているんだけど、ここはシモネタはありませんな。次に捜し物の手描きポスター。何を捜しているのかを絵とともに「Pasta(パスタ1本)」「Solt(塩何粒か)」「Mole(ほくろのようですな)」とか。脱力ものですな。次はアイロンの跡作品。犬の糞と餌と骨。おむつトレーニングのあと(だと思う)。おっぱいでカラテの写真と実物っぽいオブジェ……って書いたところで何のこっちゃら分かりませんよねえ。あのう、女性のおっぱいで瓦を割ったらしいです。

それからピカソ描く女性像の目とおっぱいだけに画鋲刺してる作品……中二レベルのヤバさが冴える。次にドローイングで、キャンバスに文字「Oil on canvas」(キャンバスに油彩)ってそのままや。チェーンソー持ったヤツがトゥオンブリー……ってごめん知らん。刃物持ったヤツがフォンタナ……これは知ってる。クラインが……ごめん意図が分からん。「Art is joke」の文字絵。「Onry a rich person can see this painting」(金持ちのヤツだけがこの絵を見ることができる)という文字絵。それから展示室の中の方に立体いくつも。ウ○コものの立体や、下着かぶった犬や、ケツにバットが刺さった犬とか。下品でバッチイけど、別に展示空間が汚いわけではないので、ああこういう作品だな、とやりすごせないこともない。

まだある。映像作品が2つあるのだ。1つはアーティストの活動説明とインタビュー。何を答えてくれるかな? これはタイトルも知らずにいきなり見た方が面白いが、タイトルで中身分かっちゃうな。もう一つは映画……ってほどでもないな。YouTubeにありそうな動画作品。ウ○コオブジェが重要なモチーフで出てくる。展示品はいかにも作り物だけど、映像に出ていると意外とリアルでバッチさマシマシですな。それ使って叩いたりするのだが、いかにも固いんだなあ。柔らかかったら面白いのに。まあリアルだからいいってもんでもないよな。

そこを出るとショップがある。脱力アートグッズいろいろ。楽しいぞ。「現代美術よくわからない」というTシャツほしいな……も、もう少し安ければ買ったんだが。
面白いがバッチイ系も結構あるので、それを楽しめるかどうかだな。いや、オレは嫌いじゃないぞ。
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=1310

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