« ギュスターヴ・モロー展(パナソニック汐留美術館) | トップページ | 櫛野展正のアウトサイドジャパン展(ギャラリーAAMO) »

2019年4月24日 (水)

ユーモアてん(21_21 DESIGN SIGHT)


アートディレクター浅葉克己ディレクション。ユーモアっていうぐらいなんで、笑えるのがあるのかな? まあ笑えるだけがユーモアではないのだが、概ねそういう方向な感じで。

入るといきなり卓球の音が聞こえる。見ると何かケッタイな色を塗った卓球台がある。ダミアン・プーランって人の。やりたい人は自由に遊べる。浅葉は「一人ピンポン外交」というのをずーっとやっていて、世界のいろんなところで、いろんな人と卓球をやる。そのレポートが卓球の雑誌に載っていて、それも展示している。ボリュームがあるんで全部は読み切れん。この企画での卓球大会もある模様。オレは元卓球部だ……もう何十年もやってねえが。しかし場所柄外人客多いな。浅葉氏、南京玉すだれもやっている模様。南京玉すだれって、名前は知っているが見たことないような。おっと動き出しそうな人形がある。それからクリヨウジ(九里洋二)のアニメ。「LOVE」は女が「アイ」と言いながらひたすらシュールに男を追いかける。60年代風。あとコレクションみたいなのがいろいろあって。壁にポスターがあって、目立つのは巨匠、福田繁雄。けったいなコーヒーカップ、文房具、不可能な図形の立体化。分かるかい「ネッカーの立方体」。あと平行四辺形に歪んだテレビ。さすが巨匠。やっぱアートとユーモアではキングの風格がある。

「ネッカーの立方体」 撮るの難しいな>
P_20190421_143715  

広い空間に入る。ジョン・ウッド&ポール・ハリソンって人達……なんか妙な名前だな。ジョン・リンゴ&ポール・ハリソンじゃねーのかい(なんのこっちゃ)。それはさておき、その二人のベースとドラム。妙に単調にやってるやつ。あ、シモン人形があるぞ。機械少女。もうちょっと機械が複雑だと萌える。金子國義の少年。またクリヨウジのアニメ。部屋でいろいろ起こる。これもシュールなやつ。この人のアニメは浅葉のツボのようで、クリヨウジアニメはもう一ヶ所ある。概ね大人向けで、深夜番組なんかで流れていたものっぽい。コラージュを使っているヤツは、ちょっとモンティ・パイソンのアニメにも似てるな。川上典李子の「ルーペの節穴」ルーペの中にルーペの形の穴がある。うむ、これは面白いな。18禁の部屋あり。ユーモアといえば笑い、江戸時代の「笑い絵」とは春画のことだ。なもんで春画が並んでいる。江戸のすっきりした男女の絵の局部んところだけ何かグロい生き物がいる感じでハハハ……春画を絶賛する人もおるが、オレは正直これ美しいとは思えんのだがね。あとシモン人形の全身のやつ。あと誰だっけ……覚えてねえ(出品リストがないもんでな)。18禁の部屋を出て、立石大河亞。ユーモア油彩。大きいぞ。シュールレアリスムコーナー。瀧口修造……なんかただのシミみたいなんだが。ロン・アラッドの、ポスターにもなってる。めがねをかけたガラスの器。めがねめがね。和田誠描く似顔いろいろ(あまり見てない)。おっとアンティークみたいな椅子があるので疲れた座ろうと思ったら展示作品だと。みんな座って注意されてる、何の何だか分からんが。そしてまた福田繁雄、傑作「アンダーグランドピアノ」どう見てもピアノ風のガラクタが、鏡に写るとなぜかちゃんとしたピアノに見えるトリックアート。どうなってんだがサッパリ分からぬよ。最後にまたジョンとポールの映像作品……部屋を移動していく……どっかで見たんだよね。どこだったかな。

「アンダーグランドピアノ」 最強>
P_20190421_145218  

あえていろいろごちゃごちゃな感じで展示しているので、堅くならずに見ていける。ほぼ撮影できる。普段撮影やらないけど今回はやっちまったい。ま、この内容ならいいだろ。
http://www.2121designsight.jp/program/humor/

|

« ギュスターヴ・モロー展(パナソニック汐留美術館) | トップページ | 櫛野展正のアウトサイドジャパン展(ギャラリーAAMO) »